☆ この裁判は、民事訴訟における『裁判官のあり方』を司法に問う、貴重な裁判である。☆

   ☆ 別件事件で弁護士2名の債務不履行を問うたが、裁判所は安直に弁護士を信頼し、弁護士優位に裁いた。
   ☆ 裁判所は証拠に基づく正しい事実認定と法に従った適切な判断を行うことが使命である。
   ☆ また憲法は、最高法規において、裁判官に憲法尊重擁護義務を課す。
   ☆ 裁判官の憲法99条違反により発生した『権利行使の妨害による損害』を、国家賠償で求める。
   ☆ 巨大権力の司法を相手に、真の社会正義を問う孤高の闘いだ。
   ★ 一審・大津地裁は「裁判官がした争訟の裁判について、上訴等の救済方法によって是正されるべき瑕疵が存在した
    としても、これによって当然に、国家賠償法1条1項にいう違法な行為があったとして国の損害賠償責任が生ずるもの
    ではなく、上記責任が肯定されるためには、当該裁判官が違法又は不当な手段を持って裁判したなど、裁判官がその
    付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したと認め得るような特別な事情があることが必要であると解さ
    れる(最高裁昭和57年3月12日第二小法廷判決・民集36巻3号329頁)。」と最高裁判例を用いて判示した。
   ★ 二審・大阪高裁は、一審の「裁判所の判断」全文を引用して棄却とした。
   ★ すなわち事実審である下級審において、要件事実の主張と立証が確認され、弁護士らの債務不履行があったことを
    認識して岡野典章裁判官の誤判を認めた上で、最高裁判例を引用したと解することができる。
   ★ 国家賠償を定める、憲法17条(国や公共団体の損害賠償責任)にも国家賠償法1条にも、過誤を犯した裁判官の職
    務上の行為に特別な事情たる但し書きは特筆されていない。
   ★ 憲法14条1項には、司法等の社会的関係にも差別されず、すべての国民は法の下で平等だと保障する。
   ★ 裁判官の職務上の行為に『特別な事情を必要とする』と、一段高いハードルを設けることは違憲ではないのか。
   ★ 最高裁判例の違憲性を明示して、違憲判例を用いた控訴審判決も違憲判決だと上告を提起する。
   ★ 注目すべきは、裁判官の誤判で国家賠償を認められた判例は、未だ存在しないということだ。

  ☆ 重要情報 ☆

   ☆ 裁判するには多額の費用がかかるか?
   ☆ お金のない国民は裁判ができないのか?
   ☆ 大丈夫だ。本人訴訟をするならば、弁護士費用はかからない。
   ☆ 勝訴の可能性を立証して『訴訟救助付与の申立て』をすれば、お金がなくても裁判ができる。
   ☆ 法治国家の我が国において、すべてに自助努力が課せられる。
   ☆ 社会的弱者であれ遠慮することは無い、正しいことは正しいと主張すべきである。





Facebook Banner

★本人訴訟で闘う国家賠償訴訟★
 ・2013.2.12
  上告状提出
 ・2013.1.30
  控訴審・判決言渡し
 ・2012.11.29
  控訴審・第1回口頭弁論期日
 ・2012.10.27
  控訴の理由_補充
  証拠申出/証人尋問2通
 ・2012.10.1
  期日呼出状
   平成24年11月29日午前10時
 ・2012.10.10
  通知および照会書
   平成24年(ネ)第2744号
 ・2012.10.1
  訴訟救助付与の却下
 ・2012.9.7
  控訴の提起
   平成24年(ワネ)第46号
 ・2012.8.28
  第五回期日・判決言渡し
  (棄却)
 ・2012.7.12
  第四回弁論準備手続
  (証拠調べ)
 ・2012.6.25
  陳述書の提出
 ・2012.6.19
  第三回弁論準備手続
  (証拠調べ)
 ・2012.6.15
  証拠説明書の提出
 ・2012.5.10
  第二回口頭弁論期日
 ・2012.4.9
  訴訟代理権消滅通知
 ・2012.3.22
  第一回口頭弁論期日
 ・2012.3.14
  マスコミが注目する裁判
 ・2012.1.24
  国家賠償請求訴訟の提起
   平成24年(ワ)第38号
 ・2011.12.20
  大津地裁にて証拠探し

★弁護士の債務不履行と再審
 ・リアルタイムの裁判記録
★再審へのプロセス
  民事終結裁判
  再審を目指す方への情報

  ☆_私の再審訴状_☆

★交通事故と裁判(Part.1)
 (事故から訴訟終結まで)
 (受任弁護士の債務不履行)
★交通事故と裁判(Part.2)
 (法と正義)
★交通事故と裁判(Part.3)
★_民事裁判に勝つ為に_★
☆本人訴訟のすすめ☆
 (弁護士はTwitterで探そう)
 (弁護士の選び方)

★クレームの構図
  実例から…再考する
 (クレームの回避と処理)

2011.12.20  <大津地裁にて証拠探し>

 そもそも事件の発端は、赤信号停車中に後部からノンストップで激突した加害者過失100%の交通事故である。依頼人が願う裁判を2年間放置したり、途中で代理人を引継いだ後任弁護士は引継ぎ書類を熟読しないで争点を見誤り…それが露呈すると訴訟妨害に走ったりと、2名の弁護士らの怠惰な、或は幼児性の抜けない愚鈍な事件処理が、損保提示の示談金額よりも下回った件での弁護士らの債務不履行を問うた弁護過誤裁判が別件事件にある。
 「原告とは争いの事実が無い」と虚偽の上申書を出した弁護士を安直に信頼して、被告1名を出頭させずに裁判の外へ逃がした岡野典章裁判官が、弁護士優位に裁いたと言うお粗末な誤判の事案であった。国家賠償を求める為に、明解な裁判官の憲法違反を探しに大津地裁に出向いた。本人尋問の記憶が曖昧なので、それを重点的に探してみた。第1回口頭弁論調書と本人尋問調書に、私が探していた…裁判から逃れた弁護士の争いの事実を詳細に裁判所が記述したものであり、明確に弁護士らのことを問われて、答えた重要な一文であった。それを複写して帰宅後、過去2回の訴訟記録の中から、それらを裏付ける証拠を探し出して番号をふった。証拠の書証は甲第238号証までになった。それを適切に織り交ぜながら、訴状の起案をする。弁護士の悪行によってパニック障害に追い込まれた私には結構ハードな作業だけれど、私のプライドが許さない。そう念じながら、訴状を何日も掛けて起案し、何度も何度も確認しながら作り上げた。

 赤信号停車中の追突事故にも、京都弁護士会所属の弁護士を選定したことにも、私には一切の過失がない。だからそれによって生じた損害賠償請求は、私の権利として行使すべきである。

2012.1.24  <国家賠償請求訴訟の提起 平成24年(ワ)第38号>

 大津地方裁判所に出向いて国家賠償請求を提起した。書面の不備を修正し、立件が可能ということで事件番号<平成24年(ワ)第38号>が確定した。一般民事・損害賠償請求事件は(ワ)という符号が使われた。国家賠償も(ワ)なのだと知った。訴訟救助付与の申立ても同時に出した。裁判所で検討されて、訴訟救助が付される。訴額が7千万円を超えるので訴訟費用は22〜3万円になろうか? ワクワクして、決定の通知と第一回口頭弁論の期日連絡を待つことにする。

2012.3.14  <マスコミが注目する裁判>

 今日は京都新聞社大津支局から電話が入り、担当者から国家賠償請求裁判の概略を聴かれた。訴状を送ってほしいとのことで…出先で筆記用具を持たずメモが出来ない旨を話し、メールアドレスを教えて予めメール送信を頼んだ。他社からも連絡があるだろうと聞いており、帰宅後に読売新聞社からも電話が入ったので、京都新聞社、読売新聞社の2社に訴状を送信した。
 平成11年3月17日の交通事故に始まって、長く掛かった裁判だ。ここまでくればプライドの問題、そう言い聞かせて闘ってきた。マスコミも注目する『裁判官を訴える裁判』。弱者である国民が泣く事の無い判例を残すことが、私の使命のように思えてきた。マスコミも国民目線でそう思っているのではなかろうか?

2012.3.22  <第一回口頭弁論期日>

 午前10時、第一回口頭弁論が行なわれた。国家賠償請求の被告席には、『大津地方法務局訟務部門』から上席訟務官と訟務官と法務事務官の3人が代理人として被告席についた。
 私の訴状や準備書面の陳述、文書送付嘱託申出や証拠申出(1)交通事故裁判の加害者代理人・尾崎高司弁護士の証人申請と証拠申出(2)S弁護士の悪質な弁護過誤を知る吉原稔弁護士の証人申請などの書類の確認をした上と、被告側が文書送付を必要としていない旨の確認が裁判官から為され、証拠申出の文書送付を採用するか否かは裁判官の裁量に任すことを確認して、採用するか否かの報告を裁判官が行うことも約束された。

 次回期日は、(4月の候補日は被告訟務官が他の期日が入っているということで、)5月10日午後1時15分になった。個人同士の争いとは異なり、意外と早く決着するのではないかしらという気がした。

2012.4.9  <訴訟代理権消滅通知書の受領>

 今日は『法務大臣 小川敏夫』と大きな文字で書かれた訴訟代理権消滅通知書が届いた。今ひとつ意味が掴めないので、大津地裁の書記官に電話で問い合わせてみた。
 一番小さな文字フォントで書かれた上席訟務官が、代理から外れるという公務員の異動連絡らしい。A4用紙のバランスの悪い文字列とフォーマットに笑みがこぼれながら、その書類の意味が理解できるまでの不安定な自分の心の動きを再発見した。

2012.5.10  <第二回口頭弁論期日>

 午後1時15分、第二回口頭弁論が開廷された。担当裁判官が移動した様子で、坂上裁判官が後任として担当されることになった。坂上裁判官は、丁寧に原告の訴えの内容や請求の原因の概略を、間違いなく述べられた。坂上裁判官の慎重さに、国家賠償の対象となる岡野典章裁判官とは異質のものを感じて、少し安心した。
 裁判官は「文書送付申出は意味がなく、自ら文書の写しを取って書証として提出しなければ、証拠として採用されない。」と説明されたので、次回までに大津地裁の訴訟記録を閲覧謄写の必要性を感じた。
 次に裁判官から、証拠説明書を裁判所のフォーマットに会わせて作成するという宿題をいただいた。238号に渉る書証を要約すると言う作業だ。確かに事件の内容を知らない第三者の裁判官に、大量の書証を読み解けというのが無理な話しだと納得し、岡野裁判官には無かった指示だと思い返した。「少し大変ですが、次回期日までに出来ますか?」と言う裁判官の柔らかな要請に、「準備します。」と答えた。「まだ言い足りないことがあれば、準備書面に書いて次回の期日に出してください。」と、重ねて裁判官が言った。なるほど、裁判での主張は訴状の他に準備書面でも足りるという意味だと解釈した。

 次回期日は6月19日午前11時。次は書記官室のある4階の円卓で話しをするというから、弁論準備手続きに入るようだ。

2012.6.15  <証拠説明書の提出>

 法務大臣は滝実に変った。裁判官からの宿題である『証拠説明書』を作成して、準備書面の起案に入ったころ、大津地裁の担当書記官から電話を受けて、『証拠説明書』の作成状況を尋ねられた。次回期日までに…と裁判官が言ったことを復唱し、当日持参では不都合かを尋ね『予め目を通したいので、ファックスでも良いから送ってください』と書記官は答えたので、郵送した。

2012.6.19  <第三回弁論準備手続(証拠調べ)>

 午前11時00分、第三回弁論準備手続(証拠調べ)が開廷された。円卓を囲み、裁判官の右横に書記官が座り、裁判官の右手側に原告、左手側に被告が座る。位置関係は通常法廷通りだった。円卓の法廷を『ラウンド法廷』という。裁判官も書記官も法衣を着ない。通常法廷は、公開法廷であるが、ラウンド法廷は公開されない。裁判官は、事件当事者と同じ目線で話す。私は初めてラウンド法廷に入ったので、とても新鮮な気がした。
 裁判官は、重複した書証に触れ、私は重複した理由と書証の意義を答えた。裁判官は前日に出した私の準備書面を確認し、裁判所への提出は期日の1週間前に出すように求めた。相手方に何が出されたのかを認識させて、期日を迎えるため…という説明を聞いて、なるほどと私は納得した。裁判官は重ねて、私がまだ準備書面や書証を出す予定があるかを確認し、私は「これで終わりです。」と答えた。すると、私の訴えたいことを『陳述書』に纏めて、裁判所の書式に従って出すようにと、次回までの宿題を出した。準備書面には証拠能力がなく、陳述書こそ重大な証拠能力を持つ、という極めて重要な説明に頷き、「解りました、準備します。」と答えた。
 さらに裁判官は被告代理人に問いかけ、被告代理人が『反論の予定はありません。』と答えた。次回期日は裁判所の休廷期間を考慮して夏期休廷前の日程が候補に上がり、私の陳述書作成期間を確認して決められた。裁判官は陳述書の提出は、期日の1週間前まで…と念を押した。私は「解りました。」と答えて、閉廷された。
 閉廷後、書記官から『陳述書』の書式を受取り、「何を書いても、用紙が何枚になっても差し障りがない。」と伝授された。訴状が担当書記官に届いて以来、私の提出書類を隅から隅まで読んで内容まで把握している書記官と裁判官との協力体制の中で訴訟が進んでいくのだと実感した。また、私の事件はそう長くはかからないであろうと思った。

 次回期日は7月12日午前11時30分。4階のラウンド法廷。

2012.6.25  <陳述書の提出>

 陳述書を書き出すにあたって今一度考えてみた。裁判官の不法行為を訴えて国家賠償を請求しているのだが、裁判官の不法行為を立証するのに、どんな流れで岡野典章裁判官が私の事件に関わったのかを書き出す必要がある。つまり、弁護士らの弁護過誤を容認して不当判決を出したということが伝わらなくては誰も納得させられない。
 陳述書の中には、弁護士らが犯した弁護過誤に言及しなければならないと考えた。ならば、なぜ弁護士らは弁護過誤を犯したのか、弁護士らの行為は本当に弁護過誤であったのか。それも書き足さなくては、事件の真相は見えない。某かのトラブルには、深い所に起因があって、それが解決されないまま有耶無耶になるから大問題に発展するのである。その辺りに照準を合わせて書き出すことにした。
 提出日を6月25日と仮設して書き出し、何度も何度もチェックをして、85項目A4用紙10枚に収まった。先に提出した証拠説明書の手直し分と一緒に、大津地裁の書記官宛に郵送した。

2012.7.12  <第四回弁論準備手続(証拠調べ)>

 午前11時30分、第四回弁論準備手続(証拠調べ)が大津地裁4階の7号法廷で開廷された。前回と同じ法廷で、円卓を囲み書記官と原告、被告が座って待つ。裁判官が入ってこられて、起立をして礼をする。
 裁判官は、前回私が出した準備書麺(4)と陳述書の確認をして、陳述書を甲254号証として受理したことを私に伝えた。裁判官は、他に言い足りないことがないかと丁寧に尋ね、私は『後は枝葉になる内容なので、これで最終にします。』と答えた。
 次に裁判官は、前回と同じように被告代理人に反論の準備を尋ね『反論の予定はありません。』という返事を聞き、私に向かって『弁護士二人の証人尋問は行いません。』と言われた。更に私の表情を確かめながら『被告側からの反論がないので、甲254号までの書証から裁判所が判断します。』と付け加えられた。私は『判りました。』と答えた。
 坂上裁判官は夏休みの宿題のように、裁判所の休廷期間に私の254号に渉る書証を読み解いて、判決を書いてくださるようだ。提訴したのが2012年1月24日だから、8月28日の判決まで7ヶ月で終決。裁判官の早い訴訟指揮と、外からは見えない裁判官の勤勉さに、ちょっと感動を覚えた。

 次回期日は、判決言渡し。8月28日午後1時10分、2号法廷。

2012.8.28  <第五回弁論期日(判決言渡し)>

 午後1時10分、第五回弁論期日(判決言渡し)が大津地裁2号法廷で行われた。主文は、棄却である。裁判所の判断の大枠は「裁判官がした争訟の裁判について、上訴等の救済方法によって是正されるべき瑕疵が存在したとしても、これによって当然に、国家賠償法1条1項にいう違法な行為があったとして国の損害賠償責任が生ずるものではなく、上記責任が肯定されるためには、当該裁判官が違法又は不当な手段を持って裁判したなど、裁判官がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したと認め得るような特別な事情があることが必要であると解される(最高裁昭和57年3月12日第二小法廷判決・民集36巻3号329頁)」と最高裁判例が引用され、それに付記して、心証自由に裁いた裁判官に過誤はないというものである。我々国民が裁判における裁判官の心証に事実を歪められても、文句は言えないと言うことになる。
 公権力で封じ込める横暴な判決であるという印象を持つと同時に、『裁判官がした争訟の裁判について、上訴等の救済方法によって是正されるべき瑕疵が存在した』すなわち岡野典章裁判官が見落とした『弁護士らの債務不履行』が、裁判所によって認識されたことを感じ取った。当然、控訴をして岡野典章裁判官の瑕疵を問う、私の裁判は…まだまだ続きそうだ。

2012.9.7  <控訴の提起 平成24年(ワネ)第46号>

 原判決を読みながら控訴状の起案をしていて、判決文がとても判り易く書かれている事に気がついた。裁判官の不当判決を訴えるに、何をどう書けば良いのか、そんなヒントがたくさん盛り込まれていると感じて、心強くなった。
 私は裁判官のあり方を問うて、国家賠償訴訟を起こしている。「裁判は裁判官の心証に委ねられている」という高圧的な文言に反発するように書き始めて、岡野典章裁判官の落ち度を指摘した。私は弁護士ではないから、今後、担当裁判官と出会う機会はないし、裁判官への負い目がない。よって、かなり厳しく裁判所を粉砕して、控訴状を纏め、書き上げた控訴状を持って、訴訟救助付与の申立てと一緒に控訴を提起してきた。

2012.10.1  <訴訟救助付与の却下決定 平成24年(ウ)第645号>

 10月1日付けで、訴訟救助付与の却下決定が下された。勝訴の見込みがないとはいえないことを具体的に記したつもりだったのに、疎明があったとは言えないと却下をされたのだ。
 その書面に書かれた事件番号を見て、高裁での私の事件番号が『平成24年(ネ)第2744号だと知った。私はまた、娘に頼み込んで35万8500円を用意し、10月9日に、高裁の事件番号を伝えて大阪高裁第11民事部まで…手数料(印紙)を届けた。第11民事部の書記官は、控訴理由書を10月29日までに提出してくださいと言った。私の控訴状には控訴の理由が付けてあったので、補充が可能なのかを確認して帰宅した。

2012.10.10  <通知および照会書 平成24年(ネ)第2744号>

 10月10日付け、大阪高裁から『通知および照会書』と題された書類が届いていた。この書類を見つけたのが17日だ。控訴人宛てに控訴理由書の提出日と被控訴人宛てに答弁書の提出日が書かれている。回答書には第1回期日の希望日を問合せ、その下には和解についての考え方や訴訟進行に関する希望が問われており、回答返送日が10月17日までにとなっている。本日までの期限に私は急いで回答を書き、コンビニファックスで大阪高裁に送信した。
 弁護士らの弁護過誤を訴えた前回裁判にはなかった裁判所からの問合せだ。回答書の内容を読み返して、和解を希望するか、原審での和解提案の有無を問われた項目を今一度考えてみる。
 私の裁判は控訴状に手厳しく書いたように、裁判官の誤判による国家賠償訴訟だ。当然、被控訴人は国であって私人ではない。それを相手に和解をするか否かを問うということは、私の勝訴が見えているのではないか。そう思いながらパニック障害を圧して闘う我が身への負担を考え、ほんの少し裁判所の事情を推し量って、場合によっては和解希望にチェックを入れた。本人訴訟をして社会正義を求める国民は、裁判所の何でもない書類や裁判官の言葉に敏感で、自分にとって優位な方向に裁判が流れていると思いがちだ。私の場合も、控訴状を読んだ裁判官が訴訟展開をイメージして迅速に裁判を進行させるように準備をしているのだと解釈した。本当のところはどうだろう。裁判所にたくさんの期待をして失望を繰り返した私は、この控訴審はどう展開するのか…ちょっと楽しみなところである。

2012.10.17  <期日呼出状 平成24年11月29日午前10時00分>

 第1回口頭弁論期日が、11月29日の午前10時(大阪高等裁判所第11民事部第74号法廷)と書かれ、出頭の際には本人確認ができる書類(健康保険証や運転免許証等)と呼出し状を提示するように申し添えてあった。

2012.10.27  <控訴の理由_補充>

 10月10日付け『通知および照会書』に、『今後、書証の提出の際には証拠説明書の提出をお願いします。』と書かれていた。私は控訴の理由の補充を書き出す際に、控訴状に付けた控訴の理由を読み返した。その過激な文面に苦笑しながら、『私は弁護士ではないから、裁判官とは一期一会の出会いであることを意識して、揺るぎない自分の主張を手厳しく書こうと意識したことを思い出した。新たな書証を付加して証拠説明書を添え、『裁判所は証拠に基づく正しい事実認定と法に従った適切な判断を行うべきだ』とする主張を織り交ぜた控訴の理由を纏め、岡野典章裁判官が証拠による事実認定を怠ったことの立証の為に2名の弁護士の証人申請を添えて、10月29日の期限に間に合うように郵送した。

2012.11.29  <控訴審・第1回口頭弁論期日>

 午前11時0分、第1回口頭弁論期日が大阪高裁・第74号法廷で行われた。裁判長は小さな声で、控訴状と控訴理由補充訂正と準備書面(1)という表題を読み上げ、「これを陳述していただきます。」といった。また被控訴人の代理人に、答弁書の陳述を確認した。裁判官によって微妙に表現の仕方が異なる。は更に「証人尋問は却下します。」と裁判長は言った。理由を聞きたくて裁判長を見ていると「この程度の裁判で必要がない。」と小さな声でつぶやいた。『この程度』に引っ掛かっていると、「次回期日・判決言渡し、平成25年1月30日午後1時15分。」と通告されて閉廷した。
 岡野典章裁判官の誤判を示す証拠は充分に出ている。控訴審では裁判の基本通りに『裁判所は証拠に基づく正しい事実認定と法に従った適切な判断を行う』…だろうか。期待をしたいと思う。

2013.1.30  <控訴審・第2回期日・判決言渡し>

 午後1時15分、判決言渡し。『主文、控訴人の訴えを棄却する』判決内容は一審判決の『裁判所の判断』全てを引用して、棄却としていた。つまり、事実審である一審二審ともが私の要件事実の主張と立証を正しく確認して、弁護士らの債務不履行の事実をも認識して、最高裁判例で国家賠償責任を濁したと判断できる。もちろん、上告だ。

2013.2.12  <上告状提出>

 大津地裁、大阪高裁が要件事実の主張立証を確認したと同様に、国の訟務官(一審二審とも)も答弁書の中で最高裁判例を出している。別件事件で訴えた弁護士らの債務不履行が、法の専門家によって立証されたと同等の展開が嬉しくもある。
 上告受理申立てを書き出して、理由が纏まらないことに気付いた。岡野典章裁判官の瑕疵が認定されながら、裁判官だけが特別扱いを受ける判決に違和感がある。『国の損害賠償責任が肯定されるためには、当該裁判官が違法又は不当な手段を持って裁判したなど、裁判官がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したと認め得るような特別な事情があることが必要であると解される。』と判例は書く。なぜ裁判官の為した行為に特別の事情を付記させるのか。憲法14条(法の下の平等)1項には、司法等の社会的関係においても差別されないという条文がある。これこそがネックで、違憲判決のキーポイントだと信じた。
 私は民事訴訟法の上告と上告受理申立ての欄を読み返し、上告状に切り替えた。裁判所や訟務官が最高裁判例を用いた経緯から、岡野典章裁判官の誤判が一審二審で認識されていることを掲げ、国家賠償責任の肯定に最高裁判例が書く『特別の事情』の条件は、憲法17条(国や公共団体の損害賠償)にも、国家賠償法1条にも特筆されていないこと書き加えて、憲法14条(法の下の平等)1項の条文を挙げて、『裁判官の為した裁判に『特別の事情』を求めた最高裁判例そのものが違憲だと言わざるを得ないし、それを引用した控訴判決も法の下の平等を逸脱した違憲判決であり、上告人は看過できない。』と続けた。
 どうだろう、最高裁は正しく裁くだろうか。