★交通事故と裁判(Part.1)  (事故から訴訟終結まで) (受任弁護士の債務不履行)
 ★交通事故と裁判(Part.2)  (法と正義)
 ★交通事故と裁判(Part.3)
  ★_民事裁判に勝つ為に_★  (弁護士はTwitterで探そう) (弁護士の選び方)

  ★ 弁護士 2名を相手に、真の社会正義を問うバァちゃんの本人訴訟。。★
   ★ 裁判官が憲法違反や職務濫用はイカン(喝ッ!)。
   ★ 裁判官が職務濫用の告発を受ければ、公正な眼を養う努力をするだろう。
   ★ 私はクレイマーではないが、嗚咽をこらえて泣くだけの弱い国民でもない。
   ★ 弁護士も、肩書きのない一般国民も、法の下では平等だと憲法は保障する。
   ★ その憲法の遵守を怠って、裁判所は違憲判決を出した。
   ★ 裁判官の『職権行使の独立』は、国民の権利義務より上だとは定めていない。
   ★ 憲法14条『法の下の平等』、憲法32条『裁判を受ける権利』を求めて戦う。
   ★ 基本的人権の保持責任も国民の義務だと…憲法12条に定める。
   ★ 女や思うて、舐めてたらアカンよ。バァちゃんや思うて、侮るなっ。
   ★ 巨大な権力を持つ司法を相手に、弁護士の債務不履行を問う孤高の戦いだ。

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   ☆ 2012年…バァちゃんの本人訴訟は、国家賠償請求訴訟へと続く!
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  ☆ 現行裁判制度に問題定義!
  ☆ 裁判での当事者間の争いは、時系列で整理しなければ真実は見えない。
  ☆ 第一審裁判官は事実認定の為に、充分な注意力を要する。
  ☆ 自由な心証で裁く第一審裁判官は、最重要な判示をすると自覚すべし。
  ☆ 一審裁判官の事実認定が誤認であっても、既判力となる。
  ☆ 上級裁判所が関与出来ない事実認定の誤認を避けるには単独審の限界がある。
  ☆ 訴訟代理人は一審判決に裁判官の誤認が無いか、忠実に見極めなければならない。
  ☆ 訴訟代理人は必ず、一審裁判官の誤認を控訴審で指摘修正させなければならない。
  ☆ 訴訟代理人は日商簿記3級の程度の簡単な財務知識を持たなければならない。
  ☆ 訴訟代理人の選定は重要である。
  ☆ 訴訟代理人は市民から対価を取って契約するのであるから債務不履行に注意すべし。
  ☆ 現行裁判制度の中で、ヒマワリが霞んではならない。
  ☆ 裁判は正しい事実を、裁判官が正しいと認めてくれるのではない。
  ☆ 民事事件の裁判は、勝訴を勝ち取る裁判である。





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New ★_再審へのプロセス_★
  民事終結裁判
  再審を目指す方への情報

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★弁護過誤裁判の再審記録★

 ・2011.11.17
  抗告棄却決定受領
 ・2011.11.5
  抗告の理由_補充(3)提出
 ・2011.10.24
  抗告の理由_補充(2)提出
 ・2011.10.5
  記録到着通知書受領
  最高裁判所・第三小法廷
   平成23年(ク)第920号
 ・2011.9.3
  抗告の理由_補充(1)提出
 ・2011.8.30
  特別抗告状提出
   平成23年(ラク)第377号
 ・2011.6.23
  補充_民訴法337条4項追加
 ・2011.6.3
  再審理由_誤字修正と補充
 ・2011.5.31
  3度目の再審提起
   平成23年(ム)第83号
 ・2011.5.10
  裁判官の職権行使の独立
 ・2011.5.3
  許可抗告・理由書送付
 ・2011.5.3
  憲法記念日に想う
 ・2011.4.25
  許可抗告の申立て
   平成23年(ラ許)第114号
 ・2011.4.23
  即時抗告の作成
 ・2011.4.20
  再審請求棄却決定
 ・2011.3.18
  大阪高裁へ情報収集
 ・2011.3.8
  再審理由_補充作成
 ・2011.2.20
  訴訟代理人の査定
 ・2011.1.24
  再び(再審の提起)
   平成23年(ム)第10号
 ・2011.1.18
  最高裁に内容証明
    当該書記官および長官宛
 ・2011.1.12
  大津地裁へ記録確認
 ・2010.12.20
  最高裁書記官確認
 ・2010.11.30
  最高裁長官宛
    請願書送付
 ・2010.11.11
  再抗告・速達送付
 ・2010.11.8
  抗告棄却決定受領
 ・2010.10.12
  記録到着通知書
  最高裁判所・第一小法廷
   平成22年(ク)第978号
 ・2010.9.23
  許可抗告不許可決定
 ・2010.9.16
  抗告理由書(改訂)
 ・2010.9.6
  抗告理由書・郵送
 ・2010.9.5
  特別抗告理由書作成
 ・2010.9.2
  高裁から通知書受領
 ・2010.8.31
  抗告理由書・起案
 ・2010.8.27
  抗告状提出
  特別抗告(最高裁)
   平成22年(ラク)第265号
  許可抗告(大阪高裁)
   平成22年(ラ許)第155号
 ・2010.8.26
  再審却下決定受領
 ・2010.7.17
  上申書_No.7送付
 ・2010.7.1
  上申書_No.6送付
   大阪高裁・新長官へ直訴
 ・2010.6.16
  上申書_No.5送付
 ・2010.6.10
  大阪高裁に電話
 ・2010.5.6
  上申書_No.4送付
 ・2010.5.1
  上申書_No.4作成
 ・2010.4.9
  上申書_No.3送付
 ・2010.3.20
  再審決定の気配?
 ・2010.3.8
  上申書_No.2送付
 ・2010.3.6
  事件詳細の作成
 ・2009.10.23
  書面到着確認
 ・2009.10.13
  上申書送付
 ・2009.7.23
  高裁に問合せ
 ・2009.5.14
  原審・控訴判決文郵送
 ・2009.4.10
  大阪高等裁判所
   平成21年(ム)第72号
 ・2009.4.9
  管轄裁判所
 ・2009.3.31
  再審の提起
   平成21年(カ)第2号
 ・2009.3.11 & 3.16
  大津地裁にて証拠探し


★クレームの構図
  実例から…再考する
 (クレームの回避と処理)

2009.3.11 & 3.16  大津地裁にて証拠探し

 私は『弁護士が依頼人を陥れるなんて許せない!』という思いを抱えて、弁護士の債務不履行を問い本人訴訟で弁護士を相手に裁判をしたが、被告の1名が口頭弁論期日に出頭せず、審理不十分じゃないかと言う不完全延焼のまま上告審まで争い、平成19年2月9日に結審した。
 今年、2009年2月24日、日経新聞に民事訴訟の再審が決定したと云う記事が報道された。弁論の再開を決定した東京地裁は、審理が不十分と判断したと見られる…と書かれていた。弁護士を相手に最高裁まで争った私の裁判も審理が不十分だった。2年前に結審した裁判の記憶が蘇り、暗幕が取り払われた様な晴れやかな気持ちになった。2月26日から日赤の入院が決まっていたので、記事が数日遅れていたら…私の眼にとまることはなかった。神様は私を見捨てない。奇妙に敬虔な気持ちになって…ポリープ切除の手術を受けた。退院後、1週間余りをゆっくりと静養して大津地裁に出向いた。訴訟記録を閲覧し、再審事由に匹敵する証拠を探して謄写した。
 久々に民事訴訟法の本を広げ、再審訴状の書き方を参考にして、訴状作り。再審の訴えを提起するにあたり、再審訴状に必ず記載しなければならない『必要的記載事項』が民事訴訟法343条に規定されている。自由国民社の『口語・民事訴訟法』は、とても親切に注解が書かれ理解し易い。再審訴状はその後の訴訟の準備書面という意味も持つので『任意的記載事項』を記載しても良いと書かれている。私は、本件の流れを簡潔にそして詳細に書き留めてみた。

 2年前、被告不参加で行われ結審した不当判決に泣かされて…不完全燃焼に終わった本人訴訟の審理の再開を求めている。1995年、私はそれまでの人生経験を生かして次なる可能性を求めて事業を始めた。順調に波に乗った矢先の赤信号停車中の後部から追突事故、100対0の交通事故で1千万円を越える事業損失は深刻だった。財務諸表の理解が出来る損保担当者が認めた事業損失金だ。今なお肩や首に残る後遺症障害と共に、泣き言を言わずに耐え抜いている私の真実を誰もが知る由もない。病気になってまで裁判なんて…と否定的な意見の中で『違うよ、逆なんだ。弁護士の無知や暴走に悩まされ続け、追いつめられてパニック障害を発症させたから、その弁護士らを許せないんだよ。』と思いつつ闘って来た。
 二男の結婚式当日、お嫁ちゃんのお父様から『お母さん、やるならトコトンね!』と声援を貰った。私の周りにそうした声援を下さったのは唯一人だった。その日(二男の結婚)から、とても身近な親族となる方の思考に触れた分、とても嬉しくなったことを覚えている。
 やるならトコトンだ。不完全燃焼なんて私には似合わない。そして…ブログの様に、リアルタイムで再審の様子を記録に留めたいと思っている。

2009.3.31  再審の提起 平成21年(カ)第2号

 今日、大津地方裁判所に出向いて再審を提起し、訴状を提出してきた。書面の不備を修正し、立件が可能ということで事件番号が確定した。平成21年(カ)第2号。一般民事事件は(ワ)という符号が使われるが、再審裁判は(カ)を使うと云う。すなわち今年になって、大津地裁で民事での再審の提起が私で2件目だということになる。3月末日で第2号に、ちょっと驚いた。それと同時に、日本の裁判が如何に違法性が無いかを感じさせる数字だと納得した。再審裁判の訴訟費用は4000円、裁判所が自ら下した審判を真摯に見直すという姿勢の表れた金額である。不当判決を受けた当事者を救助するという現行裁判制度のしくみの中に、民主主義の根底に必要なのは自己責任と云う私自身の価値観が立証されているようで嬉しく思えた。
 弁護士を相手に挑む再審裁判、新たな闘志が沸き立ち、血が踊る思いである。民事1係で再審の事由が正当かどうか判断されて、相手方を呼び出し審尋して、再審の決定をするらしい。相手方の弁護士らは、この婆ちゃんのエネルギーに驚くだろうなぁ…『未だ終わってないのか』って気付いたりして。。。ワクワクして、決定の通知を待つことにする。

2009.4.9  管轄裁判所

 外出中の携帯電話に、大津地裁から電話が入った。名前を名乗らないので推測だが、民事1係の書記官であろうか。原判決が、最高裁まで争ったので再審の提起は大阪高等裁判所に出さなければならない…管轄裁判所が違うと云う内容だった。何故、受け付け時…立件可能か判断し事件番号を与える前に、それが判らなかったのかが不思議だが、移送が出来ないのでどうするかという問合せだった。
 管轄裁判所が違うなら、訴えを取り下げて、大阪高裁に提起するのが私のとるべき方法であるから、取り下げる旨を伝えた。電話を切って考えれば、今日は木曜日。明日に提出しなければ、土日を挟み4日後と云うことになる。帰宅後、大阪高裁に提起する再審訴状を作り直し、高裁向けにアピールする任意的記載事項も書き直した。

_任意的記載事項_
 一般社会の常識として、弁護士は篤実であり社会正義の為に真摯に闘うものと云う思い込みがある。再審原告自身、その思い込みの中で大きな期待と信頼を寄せて費用を支払って委任の契約を結んだのである。然るに再審被告の両弁護士は、依頼人の利益を守ること無く自己防衛に徹した。前件裁判・平成15年(ワ)96号での自らの行為を知る再審被告・Sは、この不当判決への再審原告の怒りを案じ、次は生命の危機を感じたのか、原判決最高裁決定後、法律事務所を移転(甲第7号証)させた。
 全ての事象の起因となる加害者過失100対0交通事故が平成11年3月17日。
再審原告が示談交渉で、損保会社の担当者を説得したのが平成12年10月30日。
損保担当・Y氏は顧問弁護士・O氏に引継ぎ、O弁護士より受任通知書を受領したのが平成12年11月13日である。
 訴訟を依頼して委任契約を結んだ再審被告・Mは2年間、損害賠償請求の申立てを怠り、引継ぎ時に着手金の全額を再審原告に返還した。そして裁判、同一の加害者代理人と争うのに再審被告・Mが事前に加害者代理人に送付をした書類の検証を怠り、見切り発車をして再審被告・Sの善管注意義務違反が発生し、連動して起こったO弁護士からの攻撃防御に対応できず、依頼人無視の弁護士の暴挙によってあっけなく終結に導かれた。再審被告・Sが再審原告を無視した最高裁終盤、滋賀弁護士会のY弁護士に相談して、訴訟記録を検討していただき、再審原告が精神的に追いつめられている事を話し、再審被告・Sを解任してY弁護士に依頼すべく準備をしていた矢先の不当修正と云う暴挙だった。
 再審原告は、『真の社会正義』を問うた平成17年(ワ)第595号を提訴した。原々裁判提訴前の再審被告・Mの行動記録、平成15年(ワ)第96号・大津地裁での再審被告・Sの失態等を再審被告らと接触を持つO弁護士に証人を願いでて再審被告・Sが事業損失金の意味さえも理解していなかったことを立証する自信を持った。裁判で再審被告・Mは第一審、第二審共に再審原告が知り得ない方法で、自らを部外者だと誇示し貫いた。ある種の狡猾的な作為がみえ、弁護士の資質はそこまで低レベルに落ちているのかと極めて残念に思った
 再審原告は、創業時から複式簿記で申告することを税務署に届け出し、パート社員に労働保険を掛けるなど事業主としての義務を果たし、好調期には事業税も収めて来た。事故前年の事業実績が好調だっただけに、市民税や国民健康保険料の徴収金額が膨れ上がったところへ、事故後1年余りの通院期間に発生した多額の事業損失金で貧窮のどん底に落ち込んだ。赤信号停車中の後部から追突、100対0の事故であった。事業損失金(得べかりし利益)を求める再審原告が示談交渉を終わらせた平成12年以降、弁護士を委任して平成17年1月25日の最高裁決定まで、質の低い弁護士らに翻弄された精神的苦痛は甚大なものであった。
 弁護士と裁判官が特異な立場にあって相互信頼で結ばれ、国民の訴える真実を排他的に扱うとしたら弱肉強食の構図が出来上がり、司法制度そのものが暴力団等の闇の社会と何ら変わるところが無い。真の社会正義とは何たるか…と再審原告は弁護士への警鐘を含め、民主主義の根底に必要不可欠な自己責任を伝えるべくホームページを立ち上げた。交通事故、事故後の対策、裁判の経緯を記録に残した。
 民主主義の法治国家において、憲法が保障する『国民の平等』や『裁判を受ける権利』までもが侵害された。法曹らの圧力に泣き寝入りをせず、真の社会正義を求めて再審を願うものである。真実は一つ、元気闊達に事業をし、まだまだ現役で活躍できるはずの一市民を壊滅的状況にまで追い込んだ弁護士らの行為行動を検証し、事実の精査を切に願いたい。
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 再審の趣旨が判り易い様に、書証番号を今一度見直しをして付け替え、添付する書証をプリントして準備をした。徹夜の作業で午前5時に完了させた。明日は大津地裁で訴えの取下げをして、その足で大阪高裁に再審を提起する。

2009.4.10  大阪高等裁判所 平成21年(ム)第72号

 大津地裁の平成21年(カ)第2号を取り下げて、大阪高等裁判所に再審の申立をした。高裁事務官は、弁護士バッジを付けていない女性の再審の申立に驚いたのか、最終ページの私の名前と押印を確認し、本人訴訟を認めた様子で訴状の確認に20分ほどを要すると云った。民事訴訟法に定められている通りの記載事項を確認して立件可能か否かチェックに要する時間だ。私は廊下の椅子に座って約5分を待ち、立件されて事件番号が確定した。平成21年(ム)第72号。高裁での一般民事事件は(ネ)を使われるが、再審裁判は(ム)だ。訴訟費用は4000円、郵送切手を3270円分預けた。
 大阪高裁民事12部の書記官からの連絡を待つことになる。念願だった…『弁護士を相手に社会正義を問うた本人訴訟』…やっと、今度は本当に劇場の幕が開くだろう。

2009.5.14  原審・控訴判決文郵送

 訴状を出して、1ヶ月余りが過ぎた。大阪高裁の第12民事部からの連絡は未だ入っていない。事務官が控訴判決文の有無を確認していたのが気になり、民事訴訟規則を調べてみると添付提出が必要な様だ。一度問い合わせてみようと思い電話を入れた。担当書記官は和田氏。判決文の提出の要否を尋ねると、判決文が無いので大津地裁から訴訟記録を取り寄せたと云い…手元にあるなら送ってくださいとの事だ。早速スキャナーで取り込んでプリントした。部数の確認を忘れたので今一度連絡を取ると、裁判所が保管する1部だけで良いと教えられた。即日処理、郵送も完了した。
 和田書記官の声色から、再審裁判が決定しそうな印象を受けた。再審決定の通知を心待ちにしていよう。

2009.7.23  高裁に問合せ

 再審裁判をするか否か、決定に至るまでには充分な精査が必要なのだろうが、訴状提出から3ヶ月半になろうとしている。再審決定の連絡は未だ入っていない。大阪高裁・民事12部ロ係、和田書記官宛に問合せの電話を入れた。本人訴訟なので再審や決定までの経緯が解らないから…というと、私の名前を聞いただけで書記官は、内容まで覚えていただいているようだった。まだ裁判官からは返答が来ていないとの事、何となく心強く思いながら、『ご連絡が来るまで待っています』と伝えた。事件番号・平成21年(ム)第72号。大阪高裁で民事の再審請求が私で72件目だと云う事だ。本人訴訟で再審請求するのは稀なのだろう。楽しみである。

2009.10.13  上申書送付

 再審訴状を出して、半年が過ぎた。大阪高裁が事実の精査をするに、そんなに時間がかかるのだろうか。本人訴訟故に、詳細が想像できない。裁判官に対し直接問合せをしたくて上申書という手段を使うことにした。

_上 申 書_
 わたくしが再審の訴状を出したのが今年4月10日、はや半年が過ぎました。弁護士たりとも,法に照らし悪は悪として裁くべきとの信念から弁護士の債務不履行という社会的関心事を、ホームページに随時公表していますが、民事訴訟の大原則である二当事者対立の原則を憂慮しております。老齢の域ではありませんが、何が発生するか解らない現代社会において、憲法に保障される(わたくしの)裁判を受ける権利は誰が保証をするのでしょう。最後は国に賠償を求めましょうか。
 大阪高裁の裁判官におかれては、慎重に検証をして下さっているとは思いますが、民事訴訟法第二条に規定される通り、公正かつ迅速に裁判が行われる様、心から望んでいます。
 1.再審被告B・Mが、2年間損害賠償請求の申立を怠ったことは、まぎれも無い事実であり、着手金を全額返却したとて委任契約を結んだ事実は消滅していません。
 2.再審被告A・Sが、Mから詳細にわたる丁寧な引継ぎを受けなくても,Mが相手方代理人に送付した事業損失金の請求書類を全て受領して裁判に臨んだのです。事業損失を正しく理解し算定ができなくとも、最高裁での不当な訂正は,訴状に請求した損害賠償を撤回したに等しく、この行為は、民法第709条に規定する他人の権利を侵し損害を与えた行為に他ならないものです。
 3.原々裁判(平成15年(ワ)96号)での倫理観なきSの逆ギレ行為に焦点をおき処分自由の原則に則って、原裁判はSに損害賠償を求めました。再審裁判が決定し,審理が始まれば訴えの変更をしてMの債務不履行も問い、連帯責任での賠償を求める所存です。
 4.損保会社の担当者から引継ぎを受けて、わたくしが訴訟を本意としていた事を含めて、尾崎弁護士が全てを知る現任者なのです。尾崎弁護士を証人にすることにより被告両人の債務不履行の真実が明らかになるはずです。

 原告、被告,証人共に健在のうちに審理を終えることは不可能なのでしょうか。
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 さぁ、どうだろう。裁判官は某かを感じてくれるだろうか。素人の本人訴訟で、弁護士を裁くと云う訴訟活動において、民事訴訟の大原則・二当事者対立の原則を考慮し、弁護士擁護に廻って再審の決定が遅らされているとすれば,大問題である。それこそ法務省に直接働きかける手段をも考えねばならない。
 民事訴訟法第二条は,当事者に誠意ある訴訟活動を行う義務を負わせるだけでなく、
裁判所及び当事者の責務として裁判所にも、訴訟が正しく、そしてスピーディーに行われるように義務を負わせている。

2009.10.23  書面到着確認

 大阪高裁へ電話を入れた。私の上申書が到着したか否かを訪ねる為だ。裁判所の電話交換手に、高裁・第12民事部の和田書記官を指名した。すると,書記官に和田という者はおらず、和田裁判官なら存在すると云う。問答を繰り返しても仕方が無いので、第12民事部に転送してもらった。和田書記官は夏に移動をしたらしい。後任の書記官は本久という名前だった。デスクには不在だった為、事件番号を知らせて…和田書記官宛に送った私の書類が到着したか否かを訪ねた。電話で応対した書記官は,ファイルを確認して『10月13日付け上申書、確かに届いており裁判官に渡されている』と、答えてくれた。

 私のブログを読んで下さった方が,裁判所への不審、裁判官や書記官のみならず,郵政までが関与しているようだと疑惑を持たれていて、私に知らせて下さった。

 私は、法曹として大学の法学部で学んだ人たちだから、また篤実であるべき聖職成る立場であるから,裁判官や弁護士がある意味互いの信頼を持つと云うことがあり得るとは思っている。しかし、憲法に保障された国民の平等,裁判を受ける権利を思い、民法や商法と云った他の法律に抵触した個人を裁くにあたって、刑事訴訟のみならず民事訴訟においても、各個人が同格に扱われて平等の中で真の正義を見つけてくれるのが裁判所だと信じている。
 私の上申書は裁判官に届いた。裁判官は動き出すだろうか。民事訴訟の二当事者対立の原則を考えて,益々…遅延させるだろうか。民事訴訟法第二条における、裁判所及び当事者の責務を真摯に受け止めての、スピーディーな動きに期待をしたい。

2010.3.6  事件詳細の作成

 先の上申書から5ヶ月が経過した。交通事故の裁判を受けて、その裁判で弁護士が悪意ある不正修正をして……と、事件が2つ絡んでいるため、事実の精査をするにも時間がかかるのではないかと裁判官に同情する。
_再び・上 申 書…を書いた_
 再審裁判において、当然原審に関わった裁判官は担当しない。そこで私は、事件の検証がしやすいように、先の交通事故から、弁護士の訴訟妨害までを概要として纏めたもの、私の事業の内容や、実績、そして損失金が一覧で確認できるもの、私が得意とするデータベースの構築やホームページの自作などを列挙した。
 加害者過失100対0の交通事故がなければ、事業として更なる活躍が見込めたはずであり、交通事故がなければ不誠実な弁護士に出会うこともなかった…と書き加えた。幼稚な弁護士が訴訟妨害をおこした頃に、滋賀県弁護士会の敏腕弁護士に相談していた事、上告審でその弁護士に交代を要請していた事も記し、その証拠も添付した。

 これでどうだ。。そんな気分である。

2010.3.8  上申書_No.2送付

 昨日が日曜日で、久々の京都で小学校の同窓会に出てきた為、大阪高裁への上申書提出が今日になった。審理が不十分だったと認めるだろうか。私の事実を知るのは、被告席に座らされる弁護士が2名と、必要ならば証人席に立っていただける弁護士が2名なのだ。審理不十分と認めざるを得ない状況になったのではなかろうか。大阪高裁の連絡がとても楽しみになってきた。

2010.3.20  再審決定の気配?

 再審訴状を出したのが、昨年の4月10日。そろそろ決定が出てくるであろうかと予測する。再審訴状に欠陥が有れば、補正を命じられるという。再審の訴えが適法でなければ却下され、再審の事由が無ければ請求の棄却という決定がくだされる。
 民事訴訟法第346条の1項には、再審の事由が有るときは裁判所は再審開始の決定をしなければならないと規定する。2項には、裁判所が再審開始の決定をする場合には相手方を呼び出し、その意見を聞かなければならないと規定する。
 再審を提起して約1年が近づいてきた。大阪高裁の裁判官から何も言ってこないという事は、私の再審が適法であり、再審の事由もあると判断したと推測できる。原審で被告席に座るはずだった弁護士が1名、出頭せずに貫いた。訴えたのは私である。裁判所は私の処分権を無視した事になる。
 再審は必ず決定されるはずだ。ならばいつ決定が届いても良いように、準備をしておこうと考えた。欠席を貫いた弁護士、彼も債務不履行を問われまいとして先手を打ったに違いない。ならば、その先手を巧く攻撃に活かしてやろう。本来なら正しく行われたはずの裁判を混乱させ、遅延させた。私の代理人でありながら、私の訴訟を妨害した弁護士と裁判所を混乱させてまで出頭を回避した弁護士が2名ともに債務不履行を犯したのだから、連帯責任で損害賠償をせよと云う内容で訴えの変更を纏めてみた。
 損害賠償請求の金額の大枠は変えていない。取立てる相手、つまり過失責任の度合いを割り振って計算をし直して訴えの変更を書き換えた訳だ。ファイルメーカーで新たなファイルを作り、計算結果がすぐに出て書類を纏めやすい様にリレーションを貼った。交通事故の裁判の結審日から支払い完了までの年5%の金員も弾いてみた。裁判を遅延させた分、その5%が加算されて弁護士らの首を絞める。財務に疎い弁護士らは此処まで理解をしていただろうか? 弁護士らはどんな風にあがくだろうか、決定の通知が待ちどうしい。

 民事訴訟の裁判では、結果的に被った損害を某かの条件で金額に換算して賠償するという構図になる。弁護士を志す人たちは、最低限度の財務知識を身につけておく必要が有る。私はこの本人訴訟でその重大さに気付いた。将来、法曹を志す若い人たちは覚えておくと良い。超一流の弁護士になる為には財務知識が欠かせないと云う事なのだ。

2010.4.9  上申書_No.3送付

 年金特急便を受けて、年金事務所で確認をしてきた。加入期間が300ヶ月に足りない私は受給資格が無く年金を受けられないという。既払いの年金保険料103万円は、国が没収するのか?
 私は…事業を始める時も、起業するから失業保険を受ける資格を失ったと申し出て…90万円余りの失業保険を受け取っていない。こんなにオバカな生真面目人間が、他人の不注意や悪意で損害を被る事に納得がいかなかった。
 赤信号停車中の加害者過失100%の交通事故、その損害賠償請求の裁判で事もあろうに私が依頼した弁護士の訴訟妨害で敗訴になり長期のストレスでパニック障害を発症させた。原審で裁判所は、弁護士偏重になって、Sの行為の詳細を見ずして、その暴力的な行為さえも裁量権の範囲と裁定した。
 私は…何処まで追い込まれるんだろう。走馬灯のように、父を早く亡くし離婚を経験し、頼る人のない中、子供を抱えて頑張って自立の道を築き上げた日々と、事故後の損失での貧窮と弁護士の馬鹿げた処理が思い出されて、年金事務所でパニックになった。パニックは尾を引き、連日の動悸と不安感が、今更ながらに自立の道を模索する私を叩きのめした。

 日本って…とても冷たい国だと思う。生真面目に生きた現実をバカバカしいと初めて思い、この現実から逃避する事が一番楽かな…とも考えた。

 私に弁護士料を課して…利益を得た上に、短絡な思考で自己擁護に走り、私の『元気』を剥奪した弁護士が…やはり許せない。『再審は決定されるべきだ』この思いだけが…清貧の私を支える、誠実を好む私の原動力だ。それを上申書にして、再度提出した。

2010.5.1  上申書_No.4作成

 2月20日にだしておいた次男の奨学金の返済の猶予願いが突き返されて来た。保証人からの願いは認めないし、また5年の猶予期間を使い果たしているので生活困窮等の事情は認めないとある。半端な気持ちで支払いを怠ったのではない。事故での損失や弁護士の不実で病になり、支払いが困難な中…少しずつでも返済しようと意思を固めて、自ら連絡をして返済を申し出たという経緯があるのだ。それがわずかなパート所得の更なる激減で払えなくなった。見る間に蓄積されて高額の請求がくる。そして前述の猶予願い、再度…分割で請求していただけないかという相談のお願いを出した。再審の訴状を添付し裁判が決着したら、繰り上げ返済で完済するとも書いておいた。国が関与する独立法人・学生支援機構は『NO!』を突きつけて来た。
 弁護士相手だから、裁判所は弁護士優位に見計らって決定を遅延させている? 再審提起から1年が経過し国の機関である裁判所が決定を下さない中、裁判長に期日外釈明でもって問い合わせが出来ないのだろうか。窮地に追い詰められる度に、針のむしろに座るごとき状況からの打開策は、裁判しか無いと確信する。
 『罪を憎んで人を憎まず』その精神で事に当たり、S弁護士の懲戒の請求をも見送っている我が心境を伝えたいと思い、民訴法に則って当事者の真実の立証責任に力を注ぐことにした。事実の検証が極めて解り易い書証を抜粋して添付し、また上申書の形式で提出しておこう。勿論、書面の文言には前述の『遅延』疑念も記しておいた。

 ツィッターを通して、私をフォローしてくださる方の中に弁護士の先生が居られる事に感動する。そしてそれが新たな後ろ盾と成り、元気をもらい自信を持って訴訟に向かう意欲が沸き上がる。ネット環境は捨てたもんじゃない。

2010.5.6  上申書_No.4送付

 5月1日に作成した上申書、これが4回目の提出となる。連休明けの今日、郵送すべく郵便局へ。『罪を憎んで人を憎まず』温情溢れる精神で事に当たり、S弁護士の懲戒の請求をも見送っている我が心境が伝わるだろうか。事件当事者の真実の立証責任として、S弁護士の債務不履行が一目瞭然の書証を抜粋して添付した。法曹擁護?の『再審決定の遅延疑念』も記し、民事訴訟法第2条に規定される通り、公正かつ迅速に裁判が行われるように切望する…と言葉を選んだ督促状だ。

 さぁ、大阪高裁の担当判事殿、これでどうだ。

2010.6.10  大阪高裁に電話

 ツイッターをしていると、司法改革で導入された裁判員制度やロースクールの様子、安易に生み出された若い弁護士らの未成熟さが眼につく。司法改革では『裁判の迅速化に関する法律』が施行されたはずである。再審って、刑事裁判のように20年30年って待つ?? まさか、民事裁判は補償問題が絡むのに、そんな事はないだろう。裁判所の動きが判らない素人が、あれやこれやと考えても仕方がないので、大阪高裁に電話を入れてみた。担当書記官は法廷なのか事件処理で席におらず、事件番号を知らせていつまで待つのだろうと問い合わせた。代理で電話を受けた書記官は、裁判官に問い合わせ内容を伝えておくと答えた。
 来月には裁判所ホームページからダウンロードした、平成15年7月15日公布法律第107号を上申書に添えて送る事にしよう。

2010.6.16  上申書_No.5送付

 日本学生支援機構というのは、愛のかけらもないようだ。事故の事情、裁判の事情、それさえも聞く耳を持たない。赤信号停車中の事故がなければ、奨学金を借りることもなかったのに…「もう少し待ってください」が通用しない手厳しいお相手だ。5月28日に保証人の私宛に督促が届き、昨日6月16日には次男宛に『法的手続き対象者になります』として督促が来た。
 奨学金の督促が届く度に、不景気の中でのお金の絡む事ゆえ、嫁との関係もぎくしゃくする。民事事件の再審は、1年も2年も待てないのだと、窮状を示し上申書NO.5を作成して、裁判所のホームページからダウンロードした『裁判の迅速化に関する法律・平成15年7月15日公布法律第107号』を添えて、郵送した。

2010.7.1  上申書_No.6送付(大阪高裁・新長官へ直訴)

 ツイッターで大阪高裁の長官が新任に変わった事を知った。民事事件は補償問題であるから、被害者は貧窮の中で苦しむ事を訴え、再審の決定が待ち遠しい事を書いて上申書を長官宛に親展で送ってみた。高裁長官宛の直訴。 裁判所は動くだろうか。

2010.7.17  上申書_No.7送付

 7月1日付け上申書は長官宛に送った為、記録の中にファイルされるよう再度正本を第12民事部ロ係の書記官宛に郵送した。私はこの上申書を最後にして、大阪高裁の決定を待つ事にしようと思い、被告弁護士2名の原審での関わり方を表記した。
 裁判所は独立した構成のため、上級裁判所でさえも下級裁判所に指示をしたりはしない。個々の裁判所が独立した権限を持ち、大阪高等裁判所の裁量の中で私の訴えは受理されている。弁護士を相手に『社会正義を問う』婆の本人訴訟、再審の決定はいつ届くのだろう。

_上申書 No.7 _
 大阪高裁長官に新任された大野市太郎長官の事を、教官時代の教え子である弁護士らのツイッターで知り、大野長官宛に直訴の上申書をお送りしました。ファイルしていただく為に、別紙(上申書 No.6 )を送付いたします。

 終盤にご相談した吉原稔弁護士が「この件がS弁護士の債務不履行になるか否かは私には尋ねないでください」と釘を刺されて挑んだ最終相談日に私は債務不履行には触れず様々な学習の為の時間を頂きました。吉原弁護士にお礼を言って別れる間際に『あなたがこれを債務不履行と信じるならば、本人訴訟で裁判をする事が出来る。』と伝授下さいました。
 原審では、Sの債務不履行を重点的に問い、Mには着手金の返還を受けた事もあり人選責任のみを問うて本人訴訟を起こしました。Mは自身の債務不履行を問われる事を回避して、第1審は上申書で第2審は電話で出頭しないと申し出て、弁護士の言い訳を疑わない裁判官の判断で、被告の1名が出頭せず、原告には説明もされずに、歪な審理をされて終結しました。
 委任契約を結び2年余りの長期に渉って、依頼人の願いとする裁判の提起を怠ったMの行為行動は、明らかな債務不履行になり、訴訟期限間際に引継がれたS自身も或る意味Mの犠牲になったように思います。原審裁判官らを愚弄したに等しいMの出頭拒否は『裁判を受ける権利』を著しく妨害したと言えましょう。
 私は憲法に保障される国民の権利として『正しい裁判』を受ける必要があると思います。両人が弁護士であるが故に信頼した依頼人の失意は大きく、法に長けた弁護士が強者になり、一般市民を陥れるなど起こしてはならない重大な事件です。弁護士の暴走で病になり事業を廃業させた今、最低限度の文化生活を確保する為にも、正しい方法で弁護士らに社会正義を問うて正しい判断を頂き、安息の日々が来るのを待ち望んでおります。
_と、結んだ。 _

2010.8.26  再審却下決定受領<

 午後1時を過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴った。庭で草むしりをしていたので、庭の奥から顔を覗かせると郵便局の配達員が立っていた。名前を言われ特別送達で大阪高裁の決定が届いたと心が躍った。
 8月23日付けで再審の事由にあたらないので却下と書かれていた。再審却下理由の末尾には『なお、再審被告は、再審対象事件のうち、再審被告Sに関する部分についての再審事由について何ら具体的な主張をしていないから、同人を相手方とする本件再審の訴えは不適法である事は明らかである』と書かれている。
 受任裁判官は、交通事故裁判も本人訴訟裁判も全てを詳細に渉ってみてくれたに違いない。民事訴訟法328条『抗告をすることがができる裁判』を読み直して思う。口頭弁論手続きを経て決定が下されれば抗告はできない。よって、受任裁判官が却下の理由を考えて、温かいチャンスを下さったのだと思う。
 よく世間では『裁判官と弁護士は同じ穴の狢』だと揶揄するが、真実は伝わるんだと改めて裁判所の公正さを思った。私は凹むことなく、却下の決定なら即、抗告だと民事訴訟法の本を本棚から引っ張りだした。抗告のページを開いて「再審の事由はある」という意味の事を一応纏めて、土日を挟むので翌日の提出に間に合わせた。

 原審判決が違憲判決でも、既判力として活きる恐ろしさを改めて感じた。

2010.8.27  抗告状提出・特別抗告(最高裁)平成22年(ラク)第265号・許可抗告(大阪高裁)平成22年(ラ許)第155号

 停止静止が苦手な私は、裁判所が動き出した事にワクワクして大阪高裁に向かった。民事部の受付で特別抗告と許可抗告がある事を学び、二つを出す事も可能で貼用印紙は片方でも双方でも千円である事も知り、双方共に受領から5日という不変期間に提出を要する事の説明を受けた。
 民事訴訟法の本を持って行かなかったので、イマイチ理解が曖昧なまま用紙を貰って帰る途中、文具店を見つけた。大阪まで来てそのまま帰る?仕事で言えば無駄な出戻りじゃない!小さな規模ではあるが事業者であった私の無駄足にストップが掛かった。印鑑を購入し、裁判所内の郵便局で千円の印紙と抗告に必要な規定の郵券を購入して、再度、高裁民事部に出で立ち、特別抗告と許可抗告の手続きをした。
 高裁の民事部事務官は、相手方が2名で用紙に書ききれないと困っている本人訴訟の私にとても親切に対応して、書類作成のアドバイスをくれた。私は恵まれている。そんな気がして気分よく帰った。後は裁判所から某かの通達がきて、2週間以内に、抗告の理由書を提出するだけだ。

2010.8.31  抗告理由書・起案

 さて、慌てず追われずに作業をする為に、抗告の理由を纏めようと決めた。再審却下の末尾の裁判所の文言も役立てて、そこに指摘のある項目をテキストに追加した。原審では、現職弁護士であり私の訴訟代理人であったS弁護士の暴走が驚愕の大部分を占めて、M弁護士には不実な弁護士を紹介した責任を問うただけであった。
 M弁護士は2年余りの間、損害賠償実務のプロである損保会社顧問弁護士に訴えの提起を怠っていたのだが、着手金の全額返還を受けた事でそれを不問にしたという経緯がある。原審第一審では上申書を使い、第二審で電話を使って出頭拒否を貫いて、M自身が債務不履行を自覚し隠蔽しようとした事実を厳しく問う文面にした。再審訴状を提出してから、伝えきれなかった事を7回の上申書で送っていたが、その中に、再審が決定すれば訴えの変更をして共同責任で私の損害賠償を求める予定だと記述していたのだが、それも付記した。

 社会正義を求めた本人訴訟だ。大阪高裁受任裁判官の陰なる支援を無駄にしないように、確実に抗告審が受けられるように頑張らなきゃいけない、私の宿題だ。

2010.9.2  高裁から通知書受領

 平成22年8月31日付け『特別抗告提起通知書』と『抗告許可申立て通知書』が届いた。受取った日から起算して2週間以内(期限は9月16日)に、それぞれの理由書を裁判所に必着させる。事件番号を確かめて、提出先を確かめて、データベースソフトの計算式を手直しした。憲法違反の理由書はほぼ纏まっている、書面の構成を考えれば双方の理由書が印刷可能なように設定した。しかし抗告許可申立て理由書に添付する判例が見つからない。弁護士が依頼人の希望通りの結果を出すという確立はそんなに高くはあるまいと思うのだが、多くの人は弁護士の不法行為や債務不履行に、裁判では戦わずに『懲戒の請求』という方法をとっているんだろう…と思った。
 私は後世に向けて『こんな弁護士はダメだ』という判例を残したい。許可抗告の理由書は、判例の添付無しに、裁判所の解釈やその都度の判断ミスなどを揚げて仕上げる事にした。久々の真剣勝負に心が躍る。泣いても笑っても、騒いでも暴れてもこれが最後のチャンスなのだ。
 ツイッターで私のフォロワーでいてくださるK弁護士が、『弁護士がやっても大変な書面を作成されているのですね。でも負けじ魂。気合いを込めて、祈りを込めてご起案下さいね。メモを携帯されるとよいですよ。私も、最近情報量が多すぎで、メモは肌必携。閃いたことを書き留めるようにしています。』と声援を下さる。現職の弁護士からの温かい言葉に励まされる。また、升永英俊という著名な弁護士のブログに素晴らしい『上告理由書』の見本があると教えて下さった。

2010.9.5  特別抗告理由書作成

 8月末から纏めていた書類を、訴訟用ファイルに取り込んだ。そこから事故審、原審弁護士の行為や裁判所の判断を、憲法違反に結びつけて抗告理由を挙げる。升永弁護士スタイルで、抗告理由に番号を付けて端切れの良い言葉を選んだ。1頁に目次を措き、2〜4頁が抗告理由、その後に論点。

 1 抗告理由
    特別抗告人は、以下(1)〜(5)のとおり、本件抗告理由を主張する
(1)
 特別抗告人は弁護士2名の恥辱な訴訟妨害や依頼人無視に怒り、大津地裁・平成17年(ワ)第595号(以下、『原審』という)を本人訴訟で提起した。
 相手方・弁護士TM(以下、『M』という)は、特別抗告人の知りえない上申書で、出頭拒否を願い出て、一審からの口頭弁論手続きの全日程の欠席を強行した。Mの訴訟不参加は、相手方・弁護士SS(以下、『S』という)に優位な連係プレイとなって、審理される枠を縮め、刑事上罰すべきSの犯罪行為までもが、問題視もされず見逃された。
 Mの欠席で損害賠償をも逃れたSは、次には生命の危機を感じてか、裁判後に法律事務所を移転させた。

(2)
 Mが原審で強行した訴訟不参加により、当該当事者が不利益を甘受するだけならば問題は無い。しかし民事事件で対峙する特別抗告人に不利益を与えたことは大きな問題である。
 Mは出頭しないと言う権利を濫用して『損害賠償請求の訴えの提起を怠った』というM自身の不都合な真実を隠匿した。
 その行為は、憲法12条が定める『自由、権利の保持責任。その濫用の禁止』に著しく違反する。また、法の遵守を尊ぶべき弁護士でありながら、民法1条2項に定める『人』としての信義則にも違反して、民事訴訟法2条に規定する『公正かつ迅速に行われるべき裁判』を妨害した。

(3)
 特別抗告人は原審でMの不参加を知らされず、原審第一審の法廷掲示板にも、第二審の期日呼出状にも、被告の名前欄はSS他1名と記され、一審口頭弁論時から裁判所がMを除外したことは明白である。
 特別抗告人は、原審・第一回口頭弁論期日の平成17年11月18日付け準備書面(1)の4項(5)でMが2年余りの間、損害賠償請求の訴えの提起を怠ったことを、以下のように陳述した。『平成15年2月4日、被告Bより、「損害請求するも2年余りの間、相手方の返答無く進展しない。係争期日が迫り訴訟しか方法が無いが、相手弁護士の所作に理性を持って当たれない限界にきている。矢田さんに迷惑をかけてはいけないので、辞任させて頂きたい。」と電話があり、後任に知人の弁護士・被告Aの紹介を受け「諸事情を含め、予め話をしておく」との事で、着手金の全額返済を受け、平成15年2月10日頃、被告Aと初回顔合わせとなった。』と、Mの債務不履行を暗示した。
 Mはそれに対する攻撃防御の方法として、第二回口頭弁論期日前に2005年12月14日付で上申書を提出した。Mの上申書には出頭拒否の理由として、以下のように示す。
 当方に関する訴訟は、全く付随的なテーマにとどまり、当分の間は阪和弁護士に関する審理が進行すると判断しえること
 また、当方主張事実自体については、原告側と争いがなく、ただ法的責任の有無が残るのみであり、少なくとも当面特段の主張・立証の必要性が存在しないと考えられるからです

 裁判官は、民事事件の当事者間の機微を知る由もなく、特別抗告人に確認や告知すらせずに、一方的なMの申し入れを容認したことは、裁判所が当事者を口頭弁論期日に出頭させる義務を負わないにせよ、民事訴訟法2条に定める『公正かつ迅速な裁判を行う義務』を欠いたことになり重大な判断ミスである。
 特別抗告人は、口頭弁論期日の全日程を出席したのである。一審裁判官が民事事件で陳述される準備書面をよく読んで当事者間の争いの理解に努めれば、また『弁護士の抗弁』に左右されずに潜在意識を持たずにいれば、確認して是正する機会はおおいに持ち得たのである。裁判所は特別抗告人が一審二審と申出た、事故審の加害者代理人である損保会社の顧問弁護士・尾崎高司氏(以下、『尾崎弁護士』という)の証人尋問を行わない代わりに、民事訴訟法205条に則って、証人に書面の提出をさせるなど公正な立場で当事者の願いを傾聴すべきであった。一審裁判官の法曹への信頼が、審理の幅を狭め、真実を見逃したことは否めない。一審裁判官が誤認した事実は既判力となり、上告まで争ったが、覆らなかった。
 結果的に弁護士を優位に立たせて特別抗告人の主張をことごとく退けた原審は、憲法14条『法の前の平等』を大きく逸脱した。

(4)
 その結果、刑事上罰すべきSの犯罪行為までもが見逃されて『Sの裁量権の範囲』と認定し、誤審して結審したのである。
 大津地裁・平成15年(ワ)第96号(以下、『事故審』という)で争ったのは赤信号停車中の追突事故(原審・甲2号証)であり、加害者過失100%の案件であった。第一審で、Sは判決に影響を及ぼした最終口頭弁論期日に加害者から出された書面を隠匿し特別抗告人の攻撃防御の機会を封鎖した。また一審判決の休業補償が、損保会社示談金を遥かに下回るのを承知しながら、判決に書かれた裁判官の休業損害起算日の1年の錯誤も指摘修正させずに、依頼人の為に真摯に働かず、依頼人を守る事もせずに一審二審を終えた。
 Sの代理人行為に不安を感じた特別抗告人が、第三審になって相談した吉原稔弁護士が見つけた、Sの『上告受理申立て理由書』の計算ミスの訂正を願うも、長期に渉って無視を続けた後、逆ギレしたように、Sが起案した訴状に伴わない数式訂正を行うという訴訟妨害を犯し、弁護士を信頼する一般市民が5年以上の通院治療をしても完治しない精神科の病いに陥れた。
 Sの行為は、訴訟代理人と言う特別な権利を濫用し、憲法12条が定める『自由、権利の保持責任。その濫用の禁止』に著しく違反する。Sの暴力的な権利の濫用によって、憲法25条1項『すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』を侵害して、自力で生きる事を展開するほど闊達な特別抗告人を精神科に通院する病いに落とし込み、事業のすべてを奪った。

(5)
 Mは委任時に、財務のプロである損保担当者が特別抗告人の事業損失金を理解して、尾崎弁護士に引継がれたことの説明も特別抗告人から受けたのである。Mは特別抗告人と委任契約を結んだ時に、特別抗告人から裁判を依頼されたのであるから、即座に損害賠償請求の訴えの提起をすべきであった。尾崎弁護士は損保会社担当者から裁判になる旨の引継を受けて、特別抗告人側からの提訴を待っていたのであるから、法的拘束力の無いMの行動を無視したのは当然であった。
 Mが特別抗告人の依頼通りに尾崎弁護士を相手に損害賠償請求の訴えを起こしていれば、京都T合同事務所内でも計算された、財務諸表を元に損害を算定した特別抗告人が求める事業損失で争われて、加害者100%過失の交通事故での損害の補填が成立した可能性は高く、1年余りで結審した可能性も高いのである。
 Mは自身の裁量権を誤り、適正な時期に特別抗告人が裁判を受ける権利を剥奪した。Mの行為は単なる債務不履行ではなく、憲法12条に違反した、権利を濫用して、憲法32条の裁判を受ける権利を妨害したものである。


 ☆強調したい部分は太字にしたり、下線を用いたり、文字色を変え、正に升永弁護士スタイルを採用して以下に論点を綴った。>

 原本と相手方2名に6を加え、自分の保存用を合わせて10部の印刷をする。事業をしていた頃はレーザープリンターを使っていたので印刷が苦にならなかったが、今は家庭用のインクジェットプリンター。A4用紙、800枚を越える印刷は大変だった。インクの補充、用紙切れ、印刷作業でプリンターのお守りをするのにほぼ徹夜の作業となった。
 この意欲に、パニック障害にならなければ、まだまだ社会で活躍し生涯現役を謳歌したろうに…と思うと、残念な気がしている。

2010.9.6  抗告理由書・郵送

 徹夜明けの朝、出来上がった書類を綴じて規定部数を確認して封筒に入れた。疲れた身体に反して、頭は爽快感に満たされていた。とりあえずシャワーをして、身綺麗にしてから郵便局が開くのを待った。久しぶりにツイッターを開いて応援下さった方達に報告した。
 郵送を済ませ、ホッとしてベッドに横たわると、落ちるように寝入ってしまった。昼過ぎに目覚めて遅い昼食を食べながらいろいろな事を考えた。

 再審を却下する決定の封筒に同封された郵券を思い出した。私の特別送達分を引いた郵券が残っていた。すなわち、私の訴訟相手は、私が再審を起こしている事は知らないのだと気付いた。『弁護士が依頼人を陥れるなんて許せない!』という思いを込めた本人訴訟の裁判が、上告審までいって私が敗訴になったとき、知古の弁護士2人はきっと祝杯をあげただろう。法に卓越した弁護士らは三審制の終結裁判に疑いなく…今も平穏な日常を過ごしているに違いない。
 私は生活権までを奪われて貧窮のどん底に落とし込んだS弁護士にも、事故直後に裁判を依頼して放置されたM弁護士にもその職業を奪ってやろうとは思っていない。しかし彼らは弁護士である。弁護士が委任行為の中で失策をして、反省し改善をせずその重要事実さえ隠匿して短絡的に保身のみを重視するとイタイ目に合う・・・ということを責任感の無い、イマイチの弁護士らに伝えたかった。そして懲戒の請求という安易な方法ではなく、正しい裁判によって『弁護士が不当な権利行使をした』という判例を残すのだ。
 もし仮に抗告が認められれば、天罰のようなお仕置きがいきなり降ってきて、安穏とした弁護士らの平穏を破るのだ。そう思うと少し愉快になる。徹夜明けの身体を癒しながら、またソラナックスの頓服を飲み、身体を横たえる。

2010.9.16  抗告理由書(改訂)

 過日、弁護士のツイッターに『医療過誤事件』を取り上げて。司法改革で多くの弁護士が放出される今後は『弁護過誤事件が多くなるだろう』と嘆かれていた。私は今、正にその裁判をしているとリツイートをした。なるほど『弁護過誤』良い言葉だ、これを使おう…そう思った。


2010.9.23  許可抗告不許可決定

 今日、平成22年(ラ許)155号・再審の訴え却下決定に対する許可抗告申立事件の決定が届いた。9月21日付けで判示された決定だ。主文には『本件許可抗告を許可しない』と書かれ、理由に『申立人が「許可抗告申立て理由書」で主張する許可抗告の申立ての理由は、民事訴訟法337条の2項所定の理由に当たらないと認められる。』と書かれた。

 そりゃ〜そうですよ。最高裁の判例や大審院の判例に、そんなオバカな弁護士の失態を判示したものは見つからなかった。つまり、世の弁護士は弁護士法に則って『依頼人を守る』という最低限度の努力をそれなりにこなし、依頼人から『NO!』を突きつけられるような仕事をしていないという事だ。

 原審で上告状を出したのが平成18年9月25日。上告理由書を出したのが平成18年10月17日。最高裁から『今後は、当裁判所で審理をすることになる』として事件番号・平成18年(オ)第1923号をいただいたのが、平成18年12月21日で、被上告人はS他1名とされていた。上告棄却の決定を受けたのが平成19年2月9日。理由は『民訴法312条1項2項に規定する事由に該当しない。』だった。

 今回の特別抗告は、Mの行為も憲法違反であり、Sの行為も憲法違反である。その上に、双方共に刑法上でも処罰を受ける行為を犯した。原審で一審裁判官が、Mの出頭拒否を認めた事も平等な裁判を阻害し、法の下の平等に反している。一審裁判官の短絡な判断でベールに隠されたものを、丁寧にベールをはがして『この裁判は間違っている』と指摘した。充分な抗告理由と、証拠がある。そして『冒頭に、裁判所へのクレームを記述した』サイトのこの頁も添付した。原審を一度も出頭しなかったMの処遇はどうなるだろうか。当該当事者に不条理を甘受させるであろうか。ちょっと楽しみな年末年始を迎える事になる。

2010.10.12  記録到着通知書(最高裁判所・第一小法廷)平成22年(ク)第978号

 いきなり絡み付いてくるツイッター暴漢で臥せっていたのだが、20年前に自宅新築工事を担当させていただいた二本松判事の夢を見た。何となく気分転換をする気になって玄関に出ると、郵便受けに封書が入っていた。私宛に最高裁判所・第一小法廷からだった。封を開けると待ちに待った、10月8日付け『記録到着通知書』だ。大阪高裁から事件記録を受け付けたとあり、原裁判所の事件番号は再審提起の番号が記されて、今後は最高裁判所で審理をすることになる、というお知らせだ。
 再審は終局裁判への不服申立てであるから、再審の事由が無い時には高裁は棄却しなければならない。高裁の却下決定に、特別抗告を出して最高裁に送られたという事は、原審が不当な判決であったと高裁が認めたに等しい。最高裁・第一小法廷での事件番号は、平成22年(ク)978号と決まった。原審では上告提起から3ヶ月で最高裁から『今後は…』と事件番号をいただいたのに、抗告提起から40日で最高裁からの通知、『早い展開!』ツイッター暴漢の疲れも吹っ飛んでワクワクした。
 さて、最高裁での判決が楽しみだけれど、原審棄却で差し戻しって声がツイッターで聞かれる。ならば、大阪高裁の審理をやり直すってことになる。確かに法務的に考えれば、その線がいちばん落ち着く気がする。

 弁護士2名に還暦のお祝いだ。『女や思うて、舐めてたらアカンよ!』いつもの決め台詞が浮かぶ。「機嫌良く晩酌ビール呑みほして 逆に泡噴く弁護士二人」

2010.11.10  抗告棄却決定受領

 最高裁判所・第一小法廷から、11月8日付け『決定』が届いた。本件抗告を棄却する、と書かれていた。
 棄却の理由は『民事事件について特別抗告をすることが許されるのは、民訴法336条1項所定の場合に限られるところ、本件抗告理由は、違憲をいうが、その実質は原決定の単なる法令違反を主張するものであって、同項に規定する事由に該当しない。』と書かれている。余した郵券が同封され、受領証を返送するようになっていた。
 さもありなんと思っていた私は、早速、民訴法330条に基づいて再抗告を纏めた。

2010.11.11  再抗告・速達送付

   _____ 再抗告の理由 _____
(1)
 原審・平成17年(ワ)第595号および平成18年(ネ)第1283号(以下『原審』という)は弁護士の債務不履行を問うた裁判であった。裁判所は、憲法12条『権利の保持と濫用の禁止』を犯し、裁判官自身が訴訟指揮権や裁量権を濫用して、弁護士らの横暴な権利濫用を認め、争うべき事実の幅を狭めて、充分な審理を尽くさず結審させた。裁判所は、法曹優位に立たせて、憲法14条『法の下の平等』を逸脱して、基本的な倫理観の欠如した相手方・Sの再抗告人を『パニック障害』を発するに至らしめた訴訟妨害という暴挙をも裁量権の範囲と認めた。その結果、原審の訴えは棄却として、憲法32条が保障する平等な『裁判を受ける権利』を妨害した。
 上記理由は、民訴法336条1項に該当し、再抗告の理由にも該当する。

(2)
 現行三審制の裁判制度において、裁判官の過誤や訴訟指揮権の濫用が、民事事件の裁判における結果に大きな影響を及ぼしてはならない。原審では、裁判所が相手方・Mの第一審からの全ての期日に出頭拒否を容認した。Mが出頭しない事で、またMが上申書に「争いがない」と記した事を安直に裁判所が信じたことで、処分権を持つ再抗告人が必要不可欠とする争点で充分な審理さえも尽くされず、心証を担保される裁判官から大きな不利益を被った。

特別抗告理由書/抗告理由(3)の貼用
 特別抗告人は原審でMの不参加を知らされず、原審第一審の法廷掲示板にも、第二審の期日呼出状にも、被告の名前欄はSS他1名と記され、一審口頭弁論時から裁判所がMを除外したことは明白である。
 特別抗告人は、原審・第一回口頭弁論期日の平成17年11月18日付け準備書面(1)の4項(5)でMが2年余りの間、損害賠償請求の訴えの提起を怠ったことを、以下のように陳述した。
『平成15年2月4日、被告Bより、「損害請求するも2年余りの間、相手方の返答無く進展しない。係争期日が迫り訴訟しか方法が無いが、相手弁護士の所作に理性を持って当たれない限界にきている。矢田さんに迷惑をかけてはいけないので、辞任させて頂きたい。」と電話があり、後任に知人の弁護士・被告Aの紹介を受け「諸事情を含め、予め話をしておく」との事で、着手金の全額返済を受け、平成15年2月10日頃、被告Aと初回顔合わせとなった。』と、Mの債務不履行を暗示した。
 Mはそれに対する攻撃防御の方法として、第二回口頭弁論期日前に2005年12月14日付で上申書(再審・甲2号証)を提出した。Mの上申書には出頭拒否の理由として、以下のように示す。
 1,当方に関する訴訟は、全く付随的なテーマにとどまり、当分の間はS弁護士に関する審理が進行すると判断しえること
 2,また、当方主張事実自体については、原告側と争いがなく、ただ法的責任の有無が残るのみであり、少なくとも当面特段の主張・立証の必要性が存在しないと考えられるからです

 裁判官は、民事事件の当事者間の機微を知る由もなく、特別抗告人に確認や告知すらせずに、一方的なMの申し入れを容認したことは、裁判所が当事者を口頭弁論期日に出頭させる義務を負わないにせよ、民事訴訟法2条に定める『公正かつ迅速な裁判を行う義務』を欠いたことになり重大な判断ミスである。
 特別抗告人は、口頭弁論期日の全日程を出席したのである。一審裁判官が民事事件で陳述される準備書面をよく読んで当事者間の争いの理解に努めれば、また『弁護士の抗弁』に左右されずに潜在意識を持たずにいれば、確認して是正する機会はおおいに持ち得たのである。裁判所は特別抗告人が一審二審と申出た、事故審の加害者代理人である損保会社の顧問弁護士・尾崎高司氏(以下、『尾崎弁護士』という)の証人尋問を行わないならば、代替措置として民事訴訟法205条に則って、証人に書面の提出をさせるなど公正な立場で当事者の願いを傾聴すべきであった。一審裁判官の法曹への信頼が、審理の幅を狭め、真実を見逃したことは否めない。一審裁判官が誤認した事実は既判力となり、上告まで争ったが、覆らなかった。
 結果的に弁護士を優位に立たせて特別抗告人の主張をことごとく退けた原審は、憲法14条『法の前の平等』を大きく逸脱した。

(3)
 前項に記述した通り、原審には裁判所の大きな過誤があった。よって大阪高等裁判所平成21年(ム)第72号の再審却下決定は、見直さなくてはならない。

(4)
 再抗告人の、憲法32条『裁判を受ける権利』の保障。
 原審は平成11年3月17日に被災した、再抗告人の赤信号停車中(加害者100%過失)の交通事故における損害賠償請求事件、平成15年(ワ)第96号での訴訟代理人であったSの上告審での訴訟妨害等の債務不履行と、Sが受任前の2年余りの長期間に渉って損害賠償の訴えを怠ったMの債務不履行という、2名の弁護士の弁護過誤を追求すべく裁判であった。
 原審は、Mを出頭させないと言う裁判所の判断で、審理不十分となり、再抗告人の裁判を受ける権利を著しく侵害した事は否めない。司法が揺らぐ昨今の社会情勢の中で、ホームページやツイッターにこの事件を公開し、多くの弁護士の先生方から支援を受けジャーナリストにも注目される事件である。この裁判が再審される機会を得ず終わるならば、検察に劣らず、裁判所も面倒な事には関与しない、闇の世界だと言って過言ではない。
 なぜに、善良な市民が赤信号停車中の交通事故で、貧窮のどん底に堕ち、資格を有した弁護士に依頼をしながら、弁護士らの自己擁護の犠牲になり強度のストレスを強いられて精神疾患を発症するまでに追いつめられなくてはならなかったのか。事業は廃業に追込まれ、子供らまでもが巻き込まれるなか、事業繁多期の事故での経済的後遺症が、未払いの健康保険料や市民税の延滞金、二男の奨学金の返済と多額の債務を残し、年金さえも26ヶ月分が不足していると(65歳までに遡り納付可能と言われながら)受給資格が宙に浮く。再抗告人は日本国民として正しく義務を果たしてきた。
 再抗告人は死する前に国民の義務を果たすべく自らの債務整理をする為にも重要ゆえに、真の社会正義を求めて最後の国民の権利として、審理不十分で終結させた原審の再審を求めて、民訴法330条に基づき再抗告をする。

2010.11.30  最高裁長官宛(請願書送付)

 裁判というのはエネルギーも必要だし、かなり長期に渉るので相当なる根気も必要な気がする。弁護士の暴走で信頼を打ち砕かれて、パニック障害になった私は、少しのハプニングで帯状疱疹が出るようになった。周辺の機微に疲れを感じるのだろうか。私は確かに再審を受ける必要がある。三審制の裁判制度に国民の権利を重ね合わせて思う。裁判所を動かす為に、某かのプッシュの方法を考えてみた。憲法16条の請願権を使って、最高裁長官に請願書をしたためた。もちろん再抗告状も添付した。

   _____ 請願書 _____

 私は民事事件で、不当判決を受けた本人訴訟の当事者です。社会正義は何処にある?と感じさせる裁判は間違っています。正しい裁判、公平な裁判を求めてここに請願致します。
 大津地裁・平成17年(ワ)第595号で、交通事故裁判【大津地裁・平成15年(ワ)第96号および、大阪高裁・平成16年(ネ)第1471号および、最高裁第三小法廷・平成16年(受)第2062号】を委任した訴訟代理人『弁護士SS』が自らの軽微なミスを隠匿する為に、訴訟妨害をして自己防御をして終結させた事件の債務不履行を問うた裁判を提起しました。
 交通事故裁判前に委任契約を結び、2年余りの長期に渉って訴えの提起を怠った『弁護士TM』の責任をも問う為に被告を2名としたのですが、被告1名の出頭拒否を認めた裁判官の判断で、裁判官の心証は法曹擁護に働き、刑事上の問題をはらむ重大事実さえもSの裁量権の範囲として終決させました。 裁判官の心証は担保され大阪高裁平成18年(ネ)第1283号は棄却、最高裁第三法廷平成18年(オ)第1923号も棄却。赤信号停車中の事故に遭い1千万円を超える損害を被って、資格を有する弁護士に法に違わず委任して、弁護士の暴走でパニック障害を発症させ、人生を賭した事業も廃業です。
 原審でMが出頭していれば、判決に大きく影響したはずであり、裁判所が憲法違反を犯したのです。再審を受けるに充分たる理由があるではないか、人生に大きな損害を抱えたまま「このまま終結ならば、憲法17条に則って国家賠償を請求するのか?」と原審一審裁判官の短慮な判断を悔しく思います。
 裁判は三審制ならば、正しい条件の中で私は今一度『控訴審』を受けるべき立場だと信じて疑いません。平成22年11月11日付け再抗告状を提出致しましたがまだお返事はいただいておりません。国民の権利として、再審機会を与えていただき、司法の手で確と社会正義を擁護していただきたいと願っております。

   平成22年11月30日

 最高裁判所長官 竹崎 博允殿

2010.12.20  最高裁書記官確認

 最高裁書記官宛に信書を添えて送った再抗告。最高裁から一切の連絡がない。どう処理されたのか、かなり不審になって2度目の電話を第一小法廷の書記官室に入れた。今度は担当のS書記官を捕まえた。再抗告状の処理を聞くと、裁判記録が大津地裁に返されているので確認が出来ないという。「???」何故だ? 私は同封した郵券返還の受領書の有無を尋ねた。S書記官はファイルを調べたようで「11月10日付け受領書がある。」と答えた。速達便で同封した受領虜が綴じられて、再抗告状が無い? そんな馬鹿な事…そう思いながら「再抗告状は?」と再度聞くと、「こちらでは確認が出来ないので、大津地裁で確認してください。」と突っぱねた。
 最高裁は、民訴法330条は機能させない?? いよいよ面白くなってきた。そう感じながら私は電話を切った。転居の片付けや、友人宅のヘルプに時間を費やす約束のため、年明けに地裁で確認してから内容証明便で最高裁に『王手!』と…勝負しようと心に決めた。

2011.1.12  大津地裁へ記録確認

 最高裁書記官が公用文書を破棄する? 信じがたい気持ちを押さえ、大津地裁へ出向いて『平成22年(ク)978号』の訴訟記録を閲覧したい旨を伝えた。再審の記録がどのように保管されているか判らないので、最高裁から届いた事件番号の紙を見せて尋ねた。大津地裁の事務官は、以前にも閲覧にきた事を思い出したようで、親切に対応してくれた。訴訟記録は、原審の記録と一緒に綴じられていたのであろうか、長い綴じ紐をぶら下げて、大阪高裁の再審記録と一緒に綴られた訴訟記録を持ってきてくれた。
 予想通り、再抗告状は綴じられていなかった。事務官にコピーを願い、『平成22年(ク)978号』に関わる5通の最高裁の記録を複写した。最高裁長官宛の請願書も見当たらない。最高裁のコンプライアンスの欠落、コーポレートガバナンスの希薄さが見えた気がした。大阪高裁の長官宛に送った平成22年7月1日付けの上申書は、長官宛封筒とともに綴じられていたのである。大阪高裁は内部の意思疎通が健全であることの現れであるとも思った。

2011.1.18  最高裁に内容証明(当該書記官および長官宛)

 最高裁第一小法廷のS書記官と最高裁長官宛に内容証明をしたためた。

 ___ 職権乱用および公用文書毀損に対する抗議書 ___

 平成22年11月10日、再審の訴え却下決定に対する特別抗告【平成22年(ク)第978号】に対して平成22年11月8日付け抗告棄却の決定と予納郵券の残額3880円の返還を受けた。わたくしは民事訴訟法330条に則って再抗告状を作成し、「平成22年(ク)第978号、平成22年11月8日付け決定を受領しました。民訴法330条に基づき、再抗告を提起致します。なお、貼用印紙の額、予納郵券の額等が不明につき添付致しておりません。ご連絡いただけば、至急お送り致しますので、よろしくご配慮をお願い致します。平成22年11月11日」とした、第一小法廷S書記官宛の別紙信書に連絡先を明記して、平成22年11月11日付け再抗告状と平成22年11月10日付け郵券の受領書を同封して、定形外封筒に入れ平成22年11月11日に速達便で郵送した。その後、連絡が無いので当方からS書記官に連絡を入れたが、当人が不在であり、再抗告状がどう処理されたか不明であった為、平成22年11月30日、長官宛に、民事訴訟法330条に基づく再抗告状等を添付して請願書を提出した。長官の記憶にも鮮明であろうと思う。
 平成22年12月20日、再度連絡を入れて再抗告状の処理を確認するとS書記官は大津地裁に記録が返されているので、確認が出来ないと答えた。わたくしは同封した郵券の受領書はどうなっているかを問い、S書記官は平成22年11月10日付け受領書がファイルされていると答えた上で、事件の記録は大津地裁にて確認せよと言及した。
 平成23年1月12日、大津地裁で確認したところ最高裁の受領印のある大阪高裁からの訴訟記録送付書、記録到着通知結果、調書、裁判の告知結果、大津地裁宛の記録送付書、以上5通のみが最高裁の事件記録として綴じられ、わたくしの再抗告状は無い。
 A5サイズに切断した郵券受領書に、重要な再抗告状を同封するため、定形外郵便で間髪入れずに速達で第一小法廷・S書記官宛に届けたのである。同封した郵便物の一部(受領書)は最高裁にファイルして、国民の重要な文書は破棄したのか? 
 大津地裁に返された訴訟記録を検証する限りに於いて、封書を開封したS書記官が、民事訴訟法330条(再抗告)を意図的に機能させず、わたくしの権利を妨害した事になる。
 裁判所書記官は特別公務員である。ましてや最高裁書記官がコンプライアンスの意識を欠いている事、司法の最高峰にある最高裁がコーポレートガバナンスの低下した無様な姿を晒した事を残念に思う。
 公務員の職権乱用は刑法193条に違反する。書記官宛に別紙信書を添えて送った再抗告状は、わたくしの手を離れた重要な公用文書である。公用文書の毀損は刑法258条に違反する。
 最高裁書記官が事件当事者から送られた文書を、短絡にかつ安易に破棄すれば、社会正義は成立しないし、最高裁の威信をも揺るがす極めて重大な問題である。わたくしがこの件で大きな損害を被ったならば、国家賠償を求める事になり、合わせてS書記官を刑事告訴することにもなり、最高裁長官である竹崎博允の監督責任をも問う事になる。最高裁書記官の為した浅はかな刑事上罰すべき職権乱用と公用文書毀損に厳しく抗議する。

   平成23年1月18日

 最高裁判所長官 竹崎 博允殿

2011.1.24  再び(再審の提起) 平成23年(ム)第10号

 平成22年(ク)第978号での5通の訴訟記録と最高裁宛て内容証明2通を添付して、再度M弁護士とS弁護士の債務不履行を示す書証を抜粋して再審を提起した。ゲームは振り出しに戻った、いや戻されたのかもしれない。しかし少しだけれどプラスαの効用はあるのだろう、私も少し賢くなった。アップグレードしたアプリケーションを扱うように、少しワクワクする。
 平成23年(ム)10号。新たな事件番号を手にして、再審のチャンスをくれたのかもしれない…最高裁判所のちょっと軽率なS書記官を思う。

2011.2.20  訴訟代理人の査定

 過日、ツイッターで紹介された簡裁判事の手記を読んで感動した。もちろん、裁判官は和解をさせる事を佳しとするのであろうが、互いの争点を時系列で整理し、ちょっと無理強いする当事者に温情を持って対応なさった案件であった。
 そのサイトは『日本裁判官ネットワーク』という。トップページに、『民事紛争解決の新しい試みについて』というシンポジュームの案内が書かれていた。私は千載一遇のチャンスと思った。
 民事訴訟における当事者の心得や処遇などなど…聞きたい事が山ほどあり、裁判官に直接聞ける機会とあらば、逃す手はないと思った。早速、ファンクラブに入会し、そのシンポジュームはファンクラブにも門戸が開かれているのか確認して、参加希望を出した。即日メールでお返事を頂いて快諾された。よって幸運にも…裁判官から直に返事をもらうという形で民事訴訟の学習をしてきたのである。

 私は赤信号停車中に後部からノンストップで追突され車両が炎上したかもしれないほどの大事故にあった。最初の事故裁判に当事者も出頭するのかと尋ねると、S弁護士は「その必要はない」と答え、財務のプロである損保会社の顧問弁護士に完敗した。

 最後は訴訟妨害をするほどの質の低い愚かな弁護士でありながら、見抜けなかった。私は本人訴訟をする事により民事訴訟法や民事訴訟の体系的な理解をしたが、弁護士の資質を査定が出来ないものかと考えた。一般市民が某かの損害を被り、訴訟を要するほどの係争を抱えたときに、委任した弁護士がその事件に適任なのか、その分野に正しい理解力を持っているのか、対価を支払って契約するのであるから、当然に依頼人を勝訴へと導いてくださるプロの意識に長けた聡明な弁護士が欲しいのである。
 『八百屋でリンゴを買ったら、中が腐って食べられない。』という程度の話しではない。訴訟費用も高額であり、弁護士費用も半端じゃない。私は自分の苦い経験から、溝に金を捨てない弁護士の選び方を学び、多くの一般市民に伝えたいと思うのである。私が今日、司法のプロから学んだ…以下の3点は、某かの役に立つはずだと思う。

 1.民事事件の当事者は、口頭弁論期日に弁護士と並んで出頭する事が可能。
 2.代理人が理解不足で誤った主張をした時に、その場で発言して訂正が可能。
 3.代理人が不当な書面を出したなら、補正書面を当事者名で出す事が可能。

 私たち一般市民は、代理人を委任するときに、懸命に話しをして弁護士が理解して訴状を書いてくれたと、早合点する。まず民事事件に向き合うときには、被害者意識を色濃く持たず、争いごとの本質を見極めて、冷静に法的視野で見つめてみよう。依頼した代理人は、依頼した通りに働いているか、口頭弁論期日を2回見れば判断がつく。一般市民が対価を払うにふさわしい弁護士であるか査定するのである。話しをもっと密に詰めるも佳し、交代する弁護士を捜して解任するも佳しだ。
 裁判所は、被害にあった弱者を救済してくれるところではない。その争いの事実に裁判官が向き合い、互いの言い分(書面)を聞いて提出証拠を精査し、何が正しいのか法に照らして判断されるのである。いわば説得力の勝負であり、裁判官は心証で裁く。
 日本の裁判は3審制と言えども、第一審の裁判官が心証で得た事実認定が既判力となり、上級裁判所を拘束する。控訴審で覆るのは約25%ほどだそうだ。残りの75%は第一審裁判官の心証が生きているという事なのだ。裁判は第一審がとても重要だという事が言える。
 納得のいかない判決で泣かない為に、裁判を弁護士任せにするのではなく、当事者自身が意識を持って見つめたいと思うのである。

 このサイトをご覧になって、様々な問い合わせや相談を受けるようになった。私は弁護士ではないから、その方達に有益な情報を開示するための『再審のプロセス』と言うサイト頁を追加した。ツイッターやfacebookで応援くださり、また」質問も受ける。この情報開示が、誰かの役に立つ…ネット環境の素晴らしさを今更ながらに体感する昨今だ。

2011.3.8  再審理由_補充作成

 3月9日付け『再審理由_補充(1)』を作成した。民事事件、刑事事件に関わらず裁判は公開が原則だ。弁護士を相手に『真の社会正義を問う』私の再審は行われるだろうか? 再審提起後に、日本裁判官ネットワークで知り得た情報を盛り込み、手厳しく裁判所に抗議する内容になった。

 現行・民事訴訟法を改訂させる立役者となった元判事の話を聴き、民事裁判を早期に終わらせるための労働審判方式を、実験的に実践する現判事の話を聴いた。現職判事の勉強会となる『日本裁判官ネットワーク』のシンポジウムに参加し、司法のあり方を模索し合う判事の集団を見て、頼もしく思う。
 質疑応答で1人の老人が本人訴訟をした経験を話し、「裁判所は弁護士を優位に立たせる」という感想を述べた。その回答者となった今年1月に定年退官した元判事が、「確かに裁判所内で、その噂を耳にした事がある」と答えた。また民事裁判の判決が、控訴審で翻る確率は25%程度だとも聴いた。その数値に、『歪んだ第一審裁判官の自由な心証さえも、既判力となり上級審を拘束する』と感じた。

 検察官が証拠をねつ造したことが世論を賑わせた。裁判所はどうであろう。弁護士を擁護し、憲法違反の上に基準をおいて、裁判を常態的に行われていれば、検察官の証拠ねつ造以上に、社会を揺るがす司法の大問題である。

 原審、第一回口頭弁論調書(甲第10号証)の原告の欄に『前記交通事故に関するトラブルについては、当初、被告Mに依頼していたが、途中で被告Sを紹介した。この点が不法行為にあたる。』と書記官によって記され、第一審裁判官も押印した。
 一般市民が、裁判を回避できないときに、法的知識を持たないが故に、弁護士に委任をするのである。
 加害者100%過失の交通事故によって起きた事業損失は甚大であった。再審原告の『得べかりし利益』の損害賠償である。示談交渉をするならば、損保会社顧問弁護士であろうと、再審原告が自力でなし得たのである。
 Mは裁判の依頼を受けて代理人の契約をした以上、依頼人の願いにそって早期に法的拘束力のある裁判という方法をとるべきであった。Sは代理人を途中交代した以上、前任者がどのように動いたのか、分析をして依頼人の主張を再確認するなどしてから訴状を提出すすべきであった。それが契約の本質である。
 すべての事象は、時系列によって流れ、その過ぎ去った事実を入れ替える事は不可能である。また、事件を精査するにあたり、注視すべき事実に蓋をして、弁護士を擁護するなど言語道断である。すべての裁判官が感化されているとは思わないが、弁護士と一般市民を計りに掛けて、弁護士優位に傾ける判事の多さに半ば閉口する。
 民事事件において、その当事者の職務に関わらず、憲法14条は『法の下の平等』を保障する。再審原告は、弁護士を擁護する裁判所の体質に強く抗議し、真の社会正義を求めるものである。
___と、結んだ___

2011.3.18  大阪高裁へ情報収集

 3月9日付け『再審理由_補充(1)』が高裁に届いているかの確認をかねて、『再審のプロセス』という情報開示のサイト内ページの為の情報を高裁書記官に直接確かめるのが正解だと考えた。
 大阪高裁第9民事部に繋がれた電話は、偶然にも私の事件を担当する書記官が受けてくれていた。書記官に再審理由の補充が届いたか確認すると「裁判官の所にあるので取ってくる。」と親切に答えた。私は届いたか否かの確認だけなので、届いていればそれで十分だと伝えた。書記官は裁判官室で確認し「3月9日付け補充が、10日付けで受理されている。」と答えてくれた。
 ついでに、一つ質問したいのだけれど…と切り出して、私は原審原告であったから再審に向けても『甲号証』を使っているが、原審被告であった方が再審を提起するときにも『甲号証』で良いのかどうかを聞いてみた。サイト内に追加する情報開示に、誤った情報を記述する訳にはいかないという責任感からの確認だ。担当書記官は、「特に決まっている訳ではないが、提起する方が甲号証と記載すれば良い。」と教えてくれた。私にとって必要なのは後者の方であったが、裁判官室で私の再審訴状が審査されている気配に嬉しく思えた。

2011.4.20  再審請求棄却決定

 4月18日付け『再審請求を棄却する決定』が高裁から届いた。パニック発作が起きて、動悸が激しくなり、気分が落ち着かない。気分を落ち着けようと、民訴法の本を取り、パラパラとめくると『即時抗告』の文字が眼に入った。しかし、発作は治まらず、PCの前に座る気にさえならない。Sが起因になって発祥させたパニック障害は、裁判の記録を受け取るたびに発作が起こる。『大丈夫。頑張んなきゃ〜!』と、とても強がっているけれど、この裁判は自分にとってかなり影響力があるようだ。
 高裁決定の4月18日は養母の誕生日だ。様々な悲しい経験もあったけれど「いつか私が護ってあげるから、安心して。」と約束をしながら、その約束を待たず、昨年養母は逝去した。その養母が私を護ってくれているんだ。そんな想いを浮かべながら、主治医に指示された頓服を飲んで午後4時に床に入る。12時間以上眠っただろうか、偶然…うまい具合に、次男からヘルプの声がかかり2日を外で過ごすことになった。いい気分転換になる。頭の中は裁判のことでいっぱいいっぱいだ。何をどのように証明すれば、裁判官を説得できるのだろう。頭の中ではそればかりを考えながら過ごし、『第一審裁判官の違法性を分析すれば良いんだ。』そんな小さなヒントが頭に浮かび、大気に触れた2日間で過ごし少し落ち着いた。

2011.4.23  即時抗告の作成

 高裁の決定に即時抗告。決定を受け取った日から1週間以内。『司法の歪みを正す。日本の社会正義は私が守る。卑劣な弁護士を許さない。』動悸の治まらない我が身を振り返るたびに、M弁護士の2年間の放置と、S弁護士の暴漢のごとき行為が蘇る。許さない。遣るならとことんだ。
 一審判決文を、ファイルから取り出した。第一審裁判官の違法性を、判決文から分析して……なぜこれに気づかなかったんだろう。
 一審裁判官の心証が担保されて、既判力になったのだ。一審裁判官の心証がどの過程で起こったのか。裁判官の心証は果たして正しいのか。そういう分析のもとに、証拠を添えて理由書を纏める。これは良い方法だと改めて思った。判決文を開いてみると、面白いことに気づいた。裁判で出頭しなかったMの行為行動が一切記されていない。私は、自分が出した書証を改めて確認してみた。確かに、Mが交通事故裁判前に関与し、加害者代理人に送った書類も提出している。これを裁判所は封印したに等しい。よって、Sの失策も理解しながらSを正当化しようとする記述が目立つ。Mの訴訟不参加が、結果的に弁護士擁護に傾いた大きな起因である。これをもとに展開させてみよう。そう思うと、パニックの発作は少し緩やかになったので、頑張れそうだ。今日、23日は即時抗告の抗告状と、その理由書を判決文に絡めながら、作成する。25日月曜日には、朝から大阪高裁へ出張だ。

2011.4.25  許可抗告の申立て 平成23年(ラ許)第114号

 高裁決定を受けた4月20日から、パニック障害の不調は治まらない。時間があれば横になる。それでも、期日内に不服の訴えをしなければならない…と、抗告状の提出に大阪高裁で出向いた。勇んで即時抗告を仕上げたけれど、高裁の決定には即時抗告ができないと教えられた。また一つ、新たな学習をした。
 特別抗告と許可抗告があって、原決定が憲法違反ならば、特別抗告。その他の法令違反なら許可抗告。そういう風に事務官の説明を受けた。どちらを出しても自由であり、裁判所はそれ以上のアドバイスはくれない。常に、自分で決めて提出するというスタンスだ。二度目の抗告なので、何となく今度は理解ができて、思考する余裕が持てた。
 原判決は憲法違反だけれど、原決定は憲法違反ではない。だから、許可抗告を申し立てた。抗告の理由も付けていったので、表紙を数カ所書き直して、必要部数をコピーして届けてきた。事件番号もいただいた。今度は再審が決定すると思うのだけれど、甘いかな?

 もし再審がなされるなら、『原審破棄、差し戻し』ではなく、最高裁で審理をしてほしいと心では願っている。最高裁判例に、『弁護過誤』を刻むんだ!…って、挑んできたのだもの。ボールは投げて待つ!…私の人生訓の一つだ。自分が抱え持っていては前に進まない。投げ返して初めて波紋が広がる。弁護士を優位に裁いた判決文を分析し、判決のここが間違っている。どう間違っているのか、証拠をつけて証明してみせる。
 裁判は説得力の勝負だと思いながら、第一審が既判力になったなら、第一審判決を切り崩せば良い…という、単純なことに気づかなかった。ようやく…その原点にたどり着いたのだ。今度はきっと大丈夫だろう。『きっと、OKだ。』そう言い聞かせて、今日はゆっくり眠ろう。

2011.5.3   憲法記念日に想う_憲法記念日_( 違憲判決に再審を!)

 私は物わかりの悪い方ではない。しかし納得のいかないことには『ん?』と疑問符をつけながらも、即時に相手に挑むのではなく、いつか伝われば良いよ...と緩やかに自分の心に収め、長期の年月を経て正しく伝わったときの感動を味わいながら生きてきた。どちらかと言えば、少し理屈っぽい理系の教科が好きでもある。数学の難しい問題に挑み、自分の知りうる様々な公式に当てはめ思考するのが好きである。裁判も数学の難問に挑むような状況に似たところがあるのではないかと思う昨今だ。

 裁判には法定期限がある。何人も裁判を受ける権利を有するが、いつでも訴えを提起しても良い訳ではない。不法行為ならば3年、債務不履行ならば10年である。また終結裁判の再審は、判決が確定した日から5年以内と決められ、再審の事由を知った日から30日以内に提起をしなければならないと規定される。
 その期日に縛られ、何も知り得ない第三者の判事が「なるほど、そうなのか!」と、ストンと腑に落とすことができるような『数学的・解』が必要なのだと思う。裁判は自助努力で成り立っている訳だ。事実を曲げることなく、様々な証拠を明示して、判事を納得させる。そのプロセスを楽しめるなら、弁護士などいなくても、いや…弁護士など不要だと思うのである。法に長けた弁護士が篤実であるとは限らないし、法に長けた分だけ狡猾だと言っても過言ではあるまい。弁護士とて人間である。己の窮地を回避するためには、平然と不法行為も債務不履行も犯す。そんな危険な人物に、なぜ対価を払って契約する?…と、弁護士に泣いた私は思うのである。

 原判決は違憲判決だった。第一審判決文を取り出して読み終えるなり、そう思った。私は今まで、不当な裁判構成の中で、不当な判決を受けた。その思いに駆られて、渦中に滑り落ち、原審のどこが違憲判決なのかの指摘をするのを忘れていた。当事者の事情を知らない判事が、手渡された証拠を見てそれぞれの訴えの真偽を見極める。そんな当たり前のことが、渦中に落ち込んだ私には見えなかった。大きな反省をして、許可抗告申立て理由書を書き直した。空欄を取り、主張事実が読みやすく、工夫もした。『違憲判決だった』という文言も、忘れずに付け加えて、5月3日の憲法記念日に狙いを定めるように、許可抗告申立て理由書を送付した。

 全ては赤信号停車中の加害者の不法行為による追突事故に始まり、2名の弁護士の怠惰な劣悪な訴訟妨害で叩きのめされた。民事事件の被害者(原告)は、長期間にわたって、正しく補償を受けないまま放置されている。この放置が続いたら、自殺勧告を受けるに等しいと言う『現実の厳しさ』に裁判所は気づいていただきたいと願う。民事事件の被害者はとても深刻である。自立した国民を奈落の底へ引きづり落とした弁護士らと今一度、法廷で勝負する機会を得て、正しい裁判を受ける権利を私は持つ!…と信じて疑わない。

2011.5.3  許可抗告・理由書送付

  ___ 許可抗告申立て理由書(改訂) ___全文
1.抗告人は、以下(1)〜(4)のとおり、本件抗告理由を主張する
(1)原審は、被告の一名『相手方・M.Taizo』(以下、『M』という)を出頭させないという、弁護士に安直な信頼をおいた裁判官の判断で民事訴訟が成すべき公平な審理を妨げた。原審原告であった抗告人は、一審裁判官から憲法14条の1項に定める「法の下の平等」を著しく侵害されたものである。
(2)一審裁判官は、Mを訴訟に参加させないならば、民訴法149条4項に基づいてその内容を相手方である抗告人に通知する義務があった。それを怠って、Mを裁判の場外に出し、抗告人が出したMに関わる書証を検証もせずに、十分な審理を尽くさず、弁護士優位の判決を出した。
(3)一審裁判官の自由な心証は担保され、上訴を拘束し、結果的に違憲判決となったことは否めない。
(4)弁護士と平等に扱われなかった抗告人は、一審裁判官の弁護士偏重の裁判構成や違憲判決に抗議し、民訴法338条9項に定める、判決に影響を及ぼすべき重要な事項について判断の逸脱があることを立証し、審理不十分に終えた違憲判決の再審理を切に求めるものである。

2.検証(一審判決(甲第40号証)の誤認)
(1)相手方・Mの行動と一審判決
当事件はMが、抗告人に裁判の依頼を受けてから2年余りを無駄に過ごした後、交通事故裁判の提訴間際に辞退を表明し、相手方・弁護士S.Suguru(以下、『S』という)を紹介し、交代したため為に起きた『弁護過誤』と言って過言ではない、2名の弁護士の債務不履行を問うために、大津地裁・平成17年(ワ)第595号(以下、『原審』という)を本人訴訟で提起したものである。
裁判を委任されたMが、適時に損害賠償請求の訴えを怠らなければ、早期に解決した事案であった。一審判決(甲第40号証)の5頁の原告の主張(2)に、『被告Mに依頼して示談交渉をしていた』とあるが、一審裁判官はMの答弁書(甲第58号証)と、上申書(再審・甲第11号証)に感化されたものであり、全くの失当と言わざるを得ない。
抗告人はMとの初回面談の当初から裁判をする旨を伝えており、本人訴訟をするような国民は、費用を使って示談交渉ごときで弁護士と契約をしない。Mからは途中経過等の連絡も無く、裁判を行われていると信じていた抗告人は、平成14年8月3日に『私たちには全く見えない法曹界のこと、進捗のテンポはこんなものでしょうか?』と緩やかに問い合わせのファックス(甲第41号証)を送っている。
平成15年2月4日、Mから辞任の電話を受けた際にも『最初から、裁判をお願いしたはずだ』と厳しく伝えた。Mは『もっと簡単な方法で可能だと思ったが、相手方代理人が一切の応答をしない。何度電話を入れても留守だと返答され、連絡を願っても返事が返ってこない』と答えた。『係争期日が近づいて、裁判しか方法が無いが、相手方弁護士に平常心を持ってあたれない。』と、辞任の理由を述べたのである。2年あまりの無駄な歳月を過ごしてからの言動である。重要な内容を電話を受けながら忘備録に記した、電話記録が残る(甲第42号証)。
Mの示談交渉が決裂したのではなく、法的拘束力の無い示談交渉が無視されたのである。損保担当者から引き継ぎを受け、抗告人が裁判での決着を主張したことを知らされた損保会社顧問・尾崎高司弁護士(以下、『尾崎弁護士』という)は、裁判を待っていた。
抗告人は、訴状とともにMが事件に関わったことを示す書証(原審書証・甲第12号証1〜7)を提出し、この事実を証明するために、第一回口頭弁論期日の平成17年11月18日付け証拠申出書(甲第50号証)を提出し、尾崎弁護士の証人申請を申し出たのである。
抗告人は、民訴法に定める処分権を用いて、Mと坂和の債務不履行の事実を立証しようとするに、第一審裁判官はその機会を与えなかった。任意の第三者である、法的信頼度の高い尾崎弁護士の証人の尋問を経て、裁判所は真の争いの有無を判断すべきであった。
原審で抗告人の平成17年11月18日付け準備書面(1)(再審・甲第9号証)の4項(5)でMが2年余りの間、損害賠償請求の訴えの提起を怠ったこと示す陳述と証拠申出書(甲第50号証)に、M自身が自らの不利を悟り、12月14日付け上申書(再審・甲第11号証/再添付)で、出頭辞退を宣言した。
Mの出頭拒否は、一審裁判官に潜在意識を植え付け、審理の幅を狭めて、阪和にも優位な効果をもたらして、刑事上罰すべき阪和の犯罪行為までもが見逃された。
Mは出頭しなかったことにより『2年余りの長期に渉って、損害賠償請求の訴えの提起を怠った』というM自身の不都合な事実を、一審裁判官の眼から遮蔽した。自己防御のMの行為は、法の遵守を尊ぶべき職務の弁護士でありながら、憲法12条『自由、権利の保持責任。その濫用の禁止』に著しく違反し、民法に定める、人としての信義則にも違反して、民事訴訟法2条に規定する『公正かつ迅速に行われるべき裁判』を妨害した。
一審裁判官は、平成17年11月18日の第一回口頭弁論調書(再審・甲第10号証)にMとの争いの事実を『前記交通事故に関するトラブルについては、当初、被告Mに依頼をしていたが、途中で被告Sを紹介した、この点が不法行為にあたる。』と認めながら、抗告人主張の後に、Mから出された答弁書や上申書を安直に信用して、抗告人に通知や確認をすること無く、第一審の早期にMを場外に出してしまったのである。この時点で一審裁判官は、弁護士偏重の心証を持ったと言わざるを得ない。
その結果、一審裁判官はMが事故前に関与をしたことを示す書証類(原審書証・甲第12号証1〜7)の精査を怠った。一審判決にはMに関わる検証が一切見当たらない。裁判官はMの存在を事実上、事件から外し、審理を尽くさず、弁護士擁護に偏った違憲判決になったことは否めない。
抗告人は、Mから着手金全額の返還を受けたが、契約期間中の委任契約行為のすべてが消滅する訳ではなく、『Mが2年余りの長期に渉り訴えの提起を怠ったという行為』は、極めて怠惰な債務不履行だと主張する。

(2)相手方・Sの行動と一審判決
事故裁判・控訴審終了後に「上告をしても無駄だ」と断言するSに、一審終決時に出されたはずの、事件当事者が知らない書面があって、それに反論する機会を得ない裁判は憲法違反だと坂和に詰め寄り、(乙5号証は隠蔽されたまま)尾崎弁護士が初めて抗告人の事業に触れた準備書面を受け取った。
抗告人はその書面を見て、尾崎弁護士の訴訟計画の成功と、Sの失策を感じ取り、現職弁護士に紹介されたSへの信頼が一気に崩れたのである。誰が起因であろうと私は譲らないと宣言をして上告理由をまとめた。一審判決(甲第40号証)の6頁5行目に『なお、「上告理由」(甲9の8)はやや異なる』と書かれたものが、その書面(甲第43号証)であり、一審二審を通して抗告人が感じ得た重要な事項を纏めている。
また、財務知識の希薄なSが気づかず、主張しなかった所得税法第27条2項に定める『総収入から必要経費を差し引いた金額(7,303,587円)が原告の所得金額=年収となる。』という重要部分も、下線を引いて記載する。この書面をSに送ったのは、平成16年10月19日である(甲第43号証)。
平成16年11月9日に、上告の打合せをした。Sは上告の方法を説明せず、少し柔らかく上告受理申し立てをしたので、重要部分を割愛して上申書にまとめるようにと、抗告人の上告理由を前にして割愛箇所の指示をした。
上告理由(甲第43号証)の2頁表下に記載する所得税法27条2項に定める、抗告人の所得のところは割愛できないと断ると、所得税法の記述はSが書くと約束したので、Sの指示に従ったのである。
Sは、詳細に書かれた抗告人の上告理由を手にしながら、上告受理申し立て理由書(甲第44号証/原審・乙第71号証)の6頁(5)の法解釈の違反で、約束をした重要部位の所得税法で認める抗告人の所得の記載を間違えた。正しい手本を手に持ちながら間違えたのである。
Sは、訴状(甲第46号証/原審・乙第1号証)の4頁13行目に、請求の原因のまとめとしてSは、『そこで、2(i)について代替労働費を利用しなかった場合のあるべき給与賃金経費は、金10,696,086円となり、15,009,292円との差額は金4,313,206円となる。また、2( ii )については同じく、金10,733,390円となり、14,679,221円との差額は3,945,831円となる。』と記述する。
抗告人の訂正依頼を、1ヶ月間無視したSは、1月17日になって『訂正するのは割り算の前提となる数値の順序であって、割り算の結果ではありません』という連絡(再審・甲第28号証)をよこし、抗告人の願う訂正と正反対の数式を入れ替えるという補充訂正(甲第47号証/原審・乙74号証)を行った。
辻褄合わせの誤訂正に怒り、計算式と数値を入れて、Sの訴状と一致する計算結果を知らせ、再訂正を求めてSに懇願するが(甲第48号証)、Sは無視を通した。
心証を担保された一審判決16頁では、『Sの計算式の訂正の点は誤りといわざるを得ない』と認めながら、『結論には影響しなかった』とする。
Sが自ら作成した訴状を覆す計算式の修正をしたのが、平成17年1月17日(甲第47号証)である。最高裁が上告を受理しないと決定したのが平成17年1月25日(甲第49号証/原審・乙第75号証)である。Sの数式訂正が、結論に影響しなかったとする一審裁判官の判断は失当と言わざるを得ない。

(3)MとSの連携(重要論旨)と一審判決
電話連絡だけでMから紹介を受けた後任弁護士がSである。時間がないのできちんと話をしておくと約束をしたMが、当事者不在で引き継ぎをした書類一式にどのような言葉が添えられたのか、正しく伝え聞いていなかった坂和が、裁判を提起する前に、善管注意義務違反を発生させたと言っても過言ではない。
同一の加害者代理人、尾崎弁護士にとってはこの上ない幸運であったであろうと推測する。証人尋問を経て、尾崎弁護士の見解をぜひ確認したいところである。
抗告人が事故後の打合せに、Mに送った決算書のうち、平成10年度(甲第55号証/原審・乙第31号証)と11年度(甲第52号証/原審・乙第32号証)と12年度(甲第53号証/原審・乙第33号証)をSが使った。平成13年度分は財務の理解できない坂和への反撃に、尾崎弁護士が乙第5号証(甲第54号証/原審・乙第45号証)として拡大をして使った。乙第5号証の宛先は『M法律事務所御中、但本様』である。
提訴前のMの行動が、裁判に大きく影響したことを、S自身がそこで初めて感じ取り、敗北を意識して依頼人にもその書証や控訴審での反論に重要な尾崎弁護士の準備書面を送ることができなかったと推測できる。
抗告人が書類の返還を催促し、内容証明まで送って、ようやくSから小包で返還されたのは、事故裁判が終結した平成17年1月25日から、遅れること3ヶ月近くを経過した平成17年4月19日である(甲第55号証)。
抗告人はその書類一式を隈無く検証して、Mの示談交渉の内容を見つけ、初めてMが行った行動の一部始終を確認した。
またSによって隠蔽された、第一審最終に尾崎弁護士が使った乙5号証(甲第54号証/原審・乙第45号証)も、4月19日に初めて見つけたのである。
抗告人は事故示談時から一貫して得べかりし利益の損害賠償を主張していたのであり、抗告人の主張した得べかりし利益(一審判決添付・別紙の左下表)が、M法律事務所が所属する京都太陽合同事務所で専門家に検証された損害賠償請求の金額(甲第17号証)と、一致することがそれを証明する。一審判決14頁2(3)1に『原告も被告Sの主張について当時はをそういう考えもあると思っていたというのであるから』と判示するが、Mが加害者代理人にその金額で損害賠償請求を行っていたことも、事故審が終結してから3ヶ月後の4月19日に返還された書類で初めて知り得たことであり、第一審当時にSの考えを、抗告人もそう思っていたというのは、弁護士擁護の作文でしかあり得ず、看過出来ない失当である。
一審判決のすべてに不服ながら、その心証は既判力となって上訴を拘束した。日本裁判官ネットワークで学習したところによると、控訴審で翻る確率は25%程度だという。一審裁判官の歪んだ心証さえも、既判力となって生きているのである。
憲法14条に『すべての国民は法の下に平等である。』と保障する。しかし、安直に弁護士を信頼した第一審裁判官は、その憲法の遵守を欠いて、Mを場外へ逃がし、訴えを提起した抗告人の権利を尊重せず、審理を十分に尽くさず、弁護士を優位に計らうという違憲判決を出したものである。

(4)抗告人の事業および、得べかりし利益について
再審添付の事業実績(甲第39号証)の表中、★印が事故被災年度とあるが、事故被災前年度の間違いであり、交通事故証明書を添えて(甲第56号証/原審・乙第4号証)訂正する。
事業実績は一審判決(甲第40号証)に別紙として18頁目に添付されている。
事業における収支、すなわち事業実績は、社員の教育、管理者の育成によって、多くの仕事量をこなすことを可能にし、結果人件費の削減につながることは、大企業においても同様であり、事業経営者の課題である。一審判決15頁20行目に、Sが隠蔽した尾崎弁護士の書面について、『3年分の事業の収支を見れば被告Sの主張よりも低額になるはずだという主張に過ぎない』と示すが、尾崎弁護士の尋問をした訳でもなく、根拠の無い極めて無責任な推論にすぎない。
事故前3年は、収入金額がほぼ横ばいであるにもかかわらず、経費の削減で事業実績を残したことから、成長期の事業を立証するに最適なデータであり、尾崎弁護士への反撃に有効に働く実績が存在したのである。またこうした自助努力で収益を上げて、国民の義務である税金も、事業税を徴収されるほどに所得を上げたのは立派だと、抗告人の自負するところである。
抗告人は、現場監督時代に得た大手ハウスメーカーからの信頼を後ろ盾に、ハウスメーカーの直接工事やその指定工事店を相手に事業を営み、事業税を払って維持した小規模な事業において、赤信号停車中の追突、加害者過失100%の事故における事業損失は抗告人が我慢すべきものではないとして、得べかりし利益として主張し、財務のプロである損保会社の担当者をも説得したのである。
M法律事務所が、会計士や司法書士等、各種専門分野と連携して事業を成す京都太陽合同事務所で検証された抗告人の損害は、法的にも認められるべき得べかりし利益であることは重要な事実である。
抗告人が示談交渉のときから一貫して求めた得べかりし利益(一審判決18頁別紙)が、M法律事務所から尾崎弁護士に送られた損害賠償請求書(添付・甲第17号証)と一致することを見逃してはならない。◯抗告人は、単にハウスメーカーの美装工事だけではなく、和室白木の染み抜きや家具建具のきず補修という、特殊な仕事もこなす腕を持ち、データベースのシステム開発をメーカーの導入事例に取り上げられるほどに、更なる事業の可能性を秘めて闊達に事業を展開していたのである。
赤信号停車中の、加害者の不法行為による事故である。甚大な事業損失、事故前年度が好調であっただけに、住民税や健康保険料は高額になっており、差押えをされるまでに陥った。その裁判のために対価を払って委任したのである。弁護士らの不誠実な行為に、弁護士が依頼人を陥れるなどあり得ないし、あってはならないと思うのである。その翻弄された、長期にわたる抗告人の心理的負荷は極めて大きく、対人が瞬時に判断出来なくなり『魚が死んだような眼をしている。』と言われるほどのものであった。
仕事の現場で、階段から転げ落ち、脚立から転落するなど事故を頻繁に発生させるに至り、公衆浴場で階段から滑落して救急車で搬送されて入院するという事件が発生したため、主治医から休務休養を言い渡され、廃業させざるを得なくなったものである。

(5)総括
一審判決14頁2(1)に、弁護士は受任した訴訟事件について、依頼者の意向に沿い。その利益になるように行動すべきであるが、専門家としての判断において依頼人の利益となるように法的観点から検討し、一定の裁量権の下に主張を構成、立証活動をすべき責務を負う、と示す。
一審裁判官が裁判開始早々に場外へ逃がし、検証さえもしなかったMの行動。尾崎弁護士に無視され続けたにもかかわらず、2年あまりの歳月を無駄に過ごし、訴えの提起を怠ったという行為は、裁量権の範囲であろうか。そうならば弁護士は市民を守る重篤な職務ではなく、自由奔放に権利を振りかざす諸刃の刃になる。抗告人はMの行動を怠惰な債務不履行だと確信する。
Sに考える期間を与えず、訴訟行為を丸投げして逃げたMの行為は、財務の理解できないSに某かの影響を与えなかったのか。後任者を選んだのはMである。Mがなすべきことを、正しく行っていたならSの暴走も防げたのではないかと抗告人は思うのである。狡猾なMの訴訟不参加に、すべての起因がMにあると抗告人は確信する。
Sは己の敗因を知ったときに、受任した弁護士として依頼人の利益になるように本当に動いたのか。Sは依頼人を、完治の見えない神経科の病に陥れるほどの暴走を働いたのである。司法が正しく裁かなければ、非人道的な手を使っても私が裁いてやると思わせるほどの遺恨を残した。
Sは結審後に、その危険から逃れるために、原審代理人をしていた頃の法律事務所(京都市中京区御池通烏丸東入る京ビル)から、現在の所在地(京都市中京区室町通御池下るVOICEビル)へと移転をさせた。
赤信号停車中にノンストップで追突した加害者の車両は、廃車になったほどの事故である。抗告人の首や背中には後遺症が残り、今なお、冬期や雨期には湿布が離せない。抗告人が示談交渉で『否』と一蹴した、損害賠償の金額が185万0800円と慰謝料が93万5000円の総額が、278万5800円(再審・甲第12号証/再提出)であり、事故審で決定されたのが、227万1883円である(甲第59号証)。誰がどこで過誤を犯したのか、弁護士を擁護せずに社会正義に照らし、解明をしていただきたいと願うのである。
赤信号停車中の交通事故にも、弁護士の選任にも、一切の過失が無い抗告人は、一審裁判官が見ようとしなかった重要部分に焦点を当てて、MとSに債務不履行があったと主張する事実の真偽を、改めて求めたいと切に審理の再開を願っております。

 ___ (そう結んだ) ___

 ネットを介して見守ってくださる多くの方々に伝えたい。裁判所は検察や弁護士らの遥か上から、テミスのごとく真の正義を裁く機関である。この一審裁判官の過誤が精査されずに、審理不十分として再審が決定しなかったら、日本の裁判所は法曹優位の違憲判決を安易に出す、看過出来ない危険な集団だと言えるのではなかろうか。

2011.5.10  裁判官の職権行使の独立

 裁判官の独立について調べてみた。最高裁判所のホームページの資料の中に『裁判官の職権行使の独立』を見つけた。憲法76条3項に、『すべての裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。』と明言される。
 すっかり私の愛読書となった、自由国民社の口語憲法を開いてみた。憲法の第6章は『司法』となっており、憲法第76条から第82条をその条文にあてる。76条の解説には12頁を使い、詳しく説明されている。その中に面白い記述を見つけた。これは使えそうだ。

 裁判官の職権の独立の保障とは、すなわち、すべての裁判官は、この憲法および法律に拘束されるほかは、いかなる外部からの干渉、指揮命令にも服さず、その良心に従って独立して職権を行使する事ができるという事である。この場合の『良心』とは、裁判官の個人としての主観的な思想や世界観、信念や信条を意味するのではなく、裁判官としての職務を公平無私に行わなければならないとする心、すなわち、裁判官として持つべき客観的良心のことである(したがって、ここにいう良心とは、個人として保障される憲法19条の良心とは異なる。)_234頁下段_

 三権分立の中でも、裁判官は国家公務員を裁き、検察官を裁き、国会議員をも裁く。言わば国の最高権力者と言っても過言ではあるまい。だから、ことさらに裁判官にはそうした崇高な『良心』『法に照らした思考判断』を求めているのである。どの職務においても、過誤があれば教師も人間、弁護士も人間、と狡い逃げ道を持たせている世間において、裁判官には『裁判官も人間』という言い訳を通用しない断固とした信念の中で、裁判官に職権行使の独立を認めている訳だ。

 _すべての裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。_

 重要な条文なのでもう一度、記してみた。なるほど。裁判官に求められる『良心』は我々国民に保障する…憲法19条(思想と良心の自由)とは明らかに異なる…崇高な良心だ。面白いほどに…第一審判決には弁護士の擁護に頭を絞り、的を得ない憶測の記述が目立つ。そこに狙いを定めてスナイパーは銃弾を放つ。
 これで再審がなければ裁判所の存在が『悪』なのだ。よしっ。これで行こう。これは素晴らしく良い構想だよ。きっと…ね。そんな風に自分に元気を注入して、不安定なパニック発作の症状から離脱させるように努力を繰り返す。(悪辣な狡猾な弁護士は許さない。『元気印』が自慢だった…私の健康を返してよ! 私は声を高々にあげようとするのに声が出ない。懸命に裁判官に訴えようとするのに声がかすれて、喉から出す言葉は音に成らない。)そんな夢をたびたび見る。悔しい想いが、夢の中までも押し寄せてくる。
 こんな違憲判決に泣く国民がいることが、裁判所に届けば良いのになぁ! 最高裁から抗告を受け取ったとの通知が来たら、補充として提出しよう。

 裁判官はその権力で、事件をねじ曲げちゃいけない。裁判官たる良心をもって、唯一裁判官を拘束する憲法や法律に照らして、公平に事件を注視して裁かなければ成らないのだ。憲法76条3項が影響した、私の『原審・違憲判決』の主張が認められたとしたら、差戻しになるのだろうか。問題視すべき裁判だから最高裁で審理を受け手、最高裁判例を残したいと想う。夏場に向かい、青春18切符が使えれば、東京までの旅もまた楽しい。
 ツイッターで応援してくださる加藤弁護士の『負けじ魂、何苦楚魂でがんばってくださいね。』という温かい言葉が頭をよぎる。私は今、2名の弁護士と戦っているんだろうか? 厚い壁となって立ちはだかる司法と戦っているんだろうか? どっちにしても負けるもんか。絶対に逆転判決を勝ち取るんだ。

2011.5.31  3度目の再審提起 平成23年(ム)第83号

 3度目の再審訴状を出した。今度はきっと再審が決定するに違いない。憲法76条3項違反で纏めた<再 審 訴 状>も全文を掲載した。公開裁判だもの。相手方弁護士の名前をイニシャルで伏していたが、書証の内容は名前を遠慮なく出した。
 再審が為されて、弁護士2名からの損害賠償の決済が完了したときに、書証の弁護士名もイニシャルに変えてあげよう。彼らが弁護士として今後の人生を歩む為に、名誉を守ってあげなければならない。正義感の強い…温かな心を持つ私は、最低限度の良心を持ってそうしようと思う。
 弁護士が依頼人を陥れるなんてあり得ない。裁判官が弁護士優位に感化されるなんてあり得ない。真の社会正義を求めた本人訴訟の裁判である。裁判は公正に行わなければならない。これは、社会正義を求めた…名もなき婆と裁判所の勝負である。
 私の再審は決定するかな? これらの記録は、必ず裁判所にファイルされて残る。これで再審が決定しなければ、日本の裁判所は国家をあげて再構築を要すると言わざるを得ない。

2011.6.3  再審理由_誤字修正と補充

 パニック障害になって、切れの良い文章に誤字脱字が増えた。再審訴状の誤字脱字を修正するついでに、事故審で加害者代理人が求めた事業収支を添付して、過去3年に遡った事業実績の立証を補充した。

2011.6.23  補充_民訴法337条4項追加

 再審の理由に、民訴法338条4項を追加した。

2011.8.30  特別抗告状提出 平成23年(ラク)第377号

 大阪高裁から8月24日付け、再審棄却の決定を受取った。元々、最高裁の判例を残すことを目的にしていたため、また、再審提起から約3ヶ月で決定が返ってくると予測をしていたため、想定内の決定と受取った。再審訴状に裁判官の憲法違反を訴えていたのに『本件再審請求をいずれも棄却する』という文言に違和感を持った。当然、憲法違反の事案故に『特別抗告』を提起した。データベースの便利な所は、再審訴状のレコードを複製して、言葉や流れを詳細に理解ができるように纏めなおす。抗告理由は1〜6の項目に分けて纏めた。
 相手方弁護士は2名。正本1通と相手方の数に6を加えた数の副本、総数9通の抗告状と、9部の書証の束を必要とし、私の控えを入れて10部の作成を要する。決定を受領した日から、5日以内の不変期間に提出する…というのがネックになるが、抗告人の訴える事実を、原審の訴訟記録を確認せずとも立証できるように、甲第73号までの書証を揃えて、綴じ紐で縛り、理由書付きの特別抗告状を大阪高裁へ持ち込んだ。
 事件番号は平成23年(ラク)第733号と決まった。原審棄却差し戻しではなく、最高裁で自判されることを心待ちにしよう。

2011.9.3  抗告の理由_補充(1)提出

 高裁書記官から8月31日付け『特別抗告提起通知書』を受取った。それにはメモ書きの付箋がつけられ「貴殿の特別抗告状には、すでに『抗告の理由』の記載がありますが、その他に理由として挙げたい事項があれば注意書きに従い提出してください。」と書かれていた。
 高裁決定を幾度も読み返し、民訴法を読み返して、違和感を持った『主文』に注目し『理由』にはその決定に至った経緯を記されていないことに気付いた。3名の裁判官が全員一致でこの判断をしたとも書かれていない。主文と理由に食い違いがある…敢えてこの決定を意図的に大阪高裁第4民事部の判事が作成したとしたら、裁判所判事にも正義感が残っていることが見えて、とても嬉しく思う。主文と理由が食い違っていることは『民訴法312条6項』の上告理由にあるので、抗告理由の7として、高裁決定(甲第73号証)を添付し、特別抗告の理由_補充(1)を郵送提出した。

2011.10.5    記録到着通知書受領・最高裁判所・第三小法廷 平成23年(ク)第920号

 平成23年10月5日付け、最高裁判所から『記録到着通知書』を受取った。「今後は、当裁判所で審理をすることになる」とした通知書には、最高裁判所における事件番号『平成23年(ク)920号』が付されていた。
 期待に胸が弾む。

2011.10.24  抗告の理由_補充(2)提出

 原審第一審の岡野典章裁判官が見ようとしなかった重大な事実、「弁護士の財務知識の欠如と争点の不理解」をアピールする為に、100%加害者過失で事業損失を認めないとした私の主張を柱に、事故審の流れと2名の弁護士らの理解度と、加害者代理人の事故審での対応を書き加えて、立証する証拠書類を添付して…特別抗告の理由_補充(2)を提出した。

2011.11.5  抗告の理由_補充(3)提出

 日赤主治医の心ない一言が、S弁護士を思い出させ、病気が逆戻りしたような不安感の消えない現状の中で依頼人を陥れた弁護士を私は許さない!…という決意がまた浮かんできた。第一審裁判官の職権乱用と憲法違反を問うている。きっと、これが最後の機会に成るだろう。。クレーム処理の得意な私はそう思う。
 不当判決であったと立証するに足りる証拠は全て送っただろうか?…頭の中はいつもそのことで渦巻いている。立証に有効な書証を思い浮かべて、事故での診療記録を、事業損失を理解した損保会社から受領したことを思い出した。時系列に並び替えて準備してみる。S弁護士が訴状に添付した事故証明書に損保会社の有印、診断書や診療記録は医療機関から損保会社へ請求された書類だ。示談交渉終了後に、損保会社の社内文書を手に入れるに至った経緯を示し、その送付を受けた6日後に顧問弁護士から受任通知が届いたことも記載した。裁判を待つ顧問弁護士に訴えの提起をせずに2年余りを過ごしたM弁護士の債務不履行の立証に重大な効果をもたらすであろう証拠を添付して、特別抗告理由_補充(3)として郵送した。
 『悪辣な弁護士を許さない』『歪んだ司法を許さない』と…最高裁での判例を残したいと願う私は、最優先課題である裁判への注力さえも、容易く終えられない。現場監督をして輝いていたあの頃、男性諸氏から『一番の男前』と褒められた手際の良い日々を懐かしく思う。でも…本人訴訟。ゆっくりでも良いじゃないか。自分で起案して行動に移せる現状に満足しておこう。再審で坂和弁護士に『君が間違っている』と伝えられれば、きっと治るよ!…この病気。。
 特別送達で再審の結果決定は私にだけ通知されてきた。よって、再審が行われていることを知らない弁護士らは、どんな顔をして法廷に現れるのだろう。

 司法は公正に行われなくてはならない。裁判官の職務上の失策は、国民から指摘をされ訴訟を起こされることで、少し緊張感を持って判示する裁判官が増えるに違いない。

2011.11.17  抗告棄却決定の受領→国家賠償へ

 法曹という衣を着た権力者によって一般市民の権利が脅かされる。この裁判でそんな不条理を味わった。憲法違反を犯した岡野典章裁判官を裁く。一般市民の怒りが、国家賠償へと駆り立てる。