☆ 日本の住宅事情

 日本の住宅産業では、等価交換であるべき商品流通の基本を逸脱し、多くの人達が生涯にわたる多額の借金をして他国に類を見ないほど高額で住宅を手に入れています。建築業界では、耐震偽装、瑕疵担保、倒産による債務不履行等、多くの重大な問題を抱え、消費者は安心を買う為に、大手ハウスメーカーの多額の経費負担を強いられた高額の『家』を手に入れます。

 わたくしは、四半世紀を住宅建築に関わり、個人が自己の責任のもとに家を建てるシステムを作れば…建築の品質低下を防ぎ、社会貢献にも繋がるではないかと考えました。ご存知ように建築は多くの業種の結集で仕上ります。一般戸建て住宅ならば25種ほどの業者が結集します。自分の家をちょっと楽しんで自由闊達に建築する為に必要なのは、現場監督の知識とネットワークなのです。
 ご自分の家を、あなたの力とあなたの責任のもとに建ててみませんか? 安心と安全と納得のいく家は、自分で建てるのが一番だと考えます。あなたの夢の家造り、現場監督のWhiteSueがタクトを振ってお手伝いをしましょう。


☆ 家の定義

 家を建てるにあたってとても重要な事があります。それは、日本は地震国だという周知の事実です。一昔前はベタ基礎(一体化した基礎)にしておけば、多少の揺れには持ちこたえるという神話がありました。しかし、現実にはまだまだ解明されていない未知なる活断層がいっぱいあるという事を忘れてはなりません。家はシェルターとはいかないまでも、地震への最大限の対策を講じておく必要があります。必ず地盤調査をして、軟弱地盤には支持層までの杭工事や表層改良などを施し、強固な基礎工事をしておきたいものです。そして工法は、地震に強いとされるツーバイフォー壁組工法をお勧めします。


☆ 家は精神衛生上の大切な礎

 家は家族が心を通わす空間です。仕事にでるお父さん、家庭を守るお母さん、雇用機会均等法も世間になじんだ感がありますし、男女共同参画が叫ばれて、少しずつ男女の垣根がなくなってきました。ばりばり仕事をこなすお母さんも大勢おれらます。個々の精神衛生上の平安を維持するだけでなく、その中で育つ子供達の大切な心を育みます。
 子供部屋を含めて、本当に個室が必要なんだろうかと感じています。土地価格の高い日本で、広い敷地はなかなか望めません。家族がいつも集まってくるゆったりとしたリビングに注目したいものですね。子供達はお父さんやお母さんのそばで勉強したり遊んだり、その習慣が引きこもりやリストカットをする少年少女を作らないのではないかと思っています。


☆ 25種ほどの工事業者

 建築工事は他の製造業とは違い、規格のモノを作る訳ではなく1棟ごとにレイアウトや仕上がりが異なります。それぞれの細部の納まりを熟知し、無駄なく不足なく資材を吟味して発注し納入時期を打ち合わせる事が必要になってきます。
 1棟の家に約25種の工事業者が複数回入って、その力の結集で家を仕上げていくのです。どの時期にどの業者を入れるのか、打ち合わせや連絡が最重要なのです。いわば現場監督とは、自分ではなにもできなくても、個々の業者のネットワークと協力体制でオーケストラの指揮棒を振っているようなものなのです。

 設計・確認申請_建築士事務所
 地業工事____地盤調査、地盤改良業
 基礎工事____基礎業・建築士事務所(配筋検査申請)
 仮設工事____足場組立て業・電気工事業・給排水設備業・トイレリース業
 躯体工事____プレカット製作業・大工・建築士事務所(中間検査申請)
 屋根工事____瓦工事業
 内外部造作工事_資材搬入商社・大工
 電気工事____電気工事業
 設備工事____給排水設備業・ガス工事業・ユニットバス業・空調設備業
 外部建具工事__サッシ搬入業
 内部建具工事__資材搬入商社・和室建具業
 外壁工事____防水工事業・サイディング工事業・左官業・塗装業
 内部仕上げ___キッチン工事業・クロス工事業・電気工事業・給排水設備業
 外部仕上げ___板金業・電気工事業・給排水設備業・タイル業
 美装工事____美装業
 畳工事_____畳業
 錺、金物工事__バルコニー笠木工事


☆ さぁ、家を建てようよ〜♪
  自分で建てれば安くなる〜♪

 他国に類を見ないほど高額な住居にもかかわらず、耐震偽装などの見えない部分の重大な瑕疵が、露呈しました。民主主義社会では、最後に頼る司法でさえも自己責任が基軸にされながら、多くの国民は常に某かの団体や情報に依存しています。企業と消費者。様々なものが競争原理の中で切磋琢磨し、消費者の厳しい眼で選ばれて等価交換されるのに対し、住宅だけが等価交換になっていない現実をみて国民が夢を求めて大きな対価を支払う住宅はこれで良いんだろうかと憂慮します。元請けがあり、下請けがあり、孫請けがあり、危険作業であるが故に労災保険も高額になっています。何処で原価を押さえるか。職人の賃金を下げ、原材料の品質を落とす、景気低迷に拍車をかけて弱い業者が泣き、高額商品『家』が供給されます。

 貴方の周りをぐるりと見渡してください。友人なり、親戚なりに建設業の某かの専門家が幾人かは居られませんか? 折角ならば良い関係を保って、協力してもらいましょう。
 日曜大工などに興味があって、手先の器用な方なら自分でできる作業範囲も大きいものです。業者の手を借りなくても済むならば、出来るだけ自分で作業するとその部分は材料費だけで良い訳ですから、総工事費は安くあがります。家族で協力するのも、分担するのも良いかもしれません。やってみたいけれど、どこをどうすれば良いか判らないという作業は、丁寧にアドバイスしますよ。家族の結束と、家への愛着が大きくなる事は間違いありません。その上に工事費を押さえ込むのですから、一石何鳥くらいの効果があるでしょうか。
 マンツーマンで現場監督が張り付くのですから心配はありませんよね。自分達でできない部分だけ、業者に依頼すれば良い訳です。もちろんすべてを専門の業者に頼み、個々のお支払いだけするよ…ってことも可能です。
 ハウスメーカーの膨大な経費分は割愛され、工務店のマージンも押さえ込むのですから、明らかに安くなりますね。


☆ まずは敷地、
  そして配置と平面プラン〜♪
  楽しんで考えよう〜♪

 家を建てるときに一番考慮したいのが、家族の嗜好や趣味ですね。普段、どんな風に時間を過ごしているだろうか…とか、今後の人生設計をイメージしてどんな空間を作るかという未来予想図を頭に描いてほしいですね。
 戦後の中途半端な個人主義の横行で考えだされた…小さな個室に分けて、意思の疎通を欠いて行くだろう間仕切りの家は、現代風ではありません。自分の家に夢をいっぱい持って、今後の時間を有意義に過ごせるような部屋の配置を考えてみましょう。方眼紙を使って正方形4つが、2畳分=約1坪です。
 ツーバイフォー工法は1スパンが910mm。壁組工法の強度を考えると、家の角に窓や玄関などの開口部を配置しないように考慮し、外壁のコーナーには455mmの壁は残しておくようにしたいものです。
 一般資材が6尺といって、1820mmの定尺で準備されていますから、1820mmで割り切れる寸法を基準において建物の形状を考え、外壁が出たりへこんだりしていない建物ならば付属部材を必要とせず、無駄なく材料費を押さえる事に繋がります。
 水回りの工事も同様です。ある程度範囲を定めて、水回りの区画と認識をして配置すると工事費の削減に繋がります。


☆ あなたとプロのコラボ♪

 個々の住宅を見せていただいて判るように、在来工法による住宅は職人の腕に左右されますが、ツーバイフォー工法の場合は全国どこで誰が建てても構造躯体の品質が安定し管理しやすいのです。
 今はちょっとした趣味の延長線やご親戚友人との絡みで、ハウスメーカーでも保証すべき部位に絡まなければ、ご自分で壁を塗ったりする方も増えています。セルフビルドはあなたの責任にもとに、あなたが管理し家を建てるのですから、あなたが自主施工したい部分への拘束はありません。(地業工事や電気工事などはプロの任せた方が良いとは思いますが)
 大枠の平面プランニングが出来たら、外観や内装のイメージを決めて、それぞれの部材をカタログで調べながら、それぞれの単価を弾いてみましょう。資材は商社から直接買い入れますので、もちろん私もお手伝いします。工事原価がどれくらいになるか、大枠が掴めたら、材質をアップさせるとか、絞るとか、あなたの処理範囲を増やすとか、試行錯誤を充分に楽しみましょう。
 あなたの家が、イメージとかけ離れない範囲で、あなたのこだわりを充分に取り入れて、模索するのです。知人、友人、親戚縁者、そんな関わりが大きな影響をもたらしてくれる事にもなるでしょう。
 人の住まう空間を平面プランで想像しがたいのも事実ですが、着工して…一度作ったものを遣り変えるほど無駄な事はありません。この平面プラン積算プランを練る時間を一番大切にしてほしいと思います。設計図書が、確認申請に出されて確認を受けてからの変更は厄介になりますし、費用もかさんでしまいます。


☆ ローリスク・ハイリターン♪

 革命児のWhiteSueが考えるに、世の中の全てのものハイリスク・ハイリターンなのではないかと思います。大きなリスクを負って泣きを見ない為に、高額のハウスメーカーと契約する。そんな構図が出来ているように思います。大きなお金が動く建築業界だから、元気良さそうに見えている会社が大きな負債を抱えて倒産しているのも現実です。私の知人は1000万円の着手金を失いました。悲しい話しです。

 そこで革命児は考えました。自分が(施主様自身が)いつも工事費の決済をすればどうだろう。毎日の買い物のように、物を手にしたら対価を払う。建築にそんなシステムを導入すれば、リスクは限りなくゼロに近づくはずです。正に『セルフビルド』です。自分で出来る事は自分でする。業者に依頼した工事は、その工程が終われば、その業者が手離れすれば、対価を払っていただく訳です。無駄がありません。リスクもありません。あなたの家は、いつもあなたの管理下にあるのです。


☆ 自己責任で建てる家♪

 プランニングから仕上げの美装工事まで、WhiteSueがお手伝いさせていただきます。個々の業者の請求書を添えて、諸工事には8%、資材は原価で仕入れますので15%の経費を請求させていただきます。WhiteSueは、大手ハウスメーカーの監督をして四半世紀をかけて蓄えた現場知識と腕のいい仲間達を、あなたのブレーンとして提供したいと思います。工事原価にプラス10%程度で家が建つ訳です。本当に良い家を建てましょうよ。
 新築工事であれ、リフォーム工事であれ、あなたのリズムで…あなたと力を合わせての現場進捗が可能です。楽しく家に関わりたいと思われるあなたには最強のパートナーとなりうる事をお約束しましょう。


☆ ハウスメーカー好みの方

それでもハウスメーカーが良いという方には、ハウスメーカーにご紹介しましょう。シャレた外観と内装を誇り…地震に強いツーバイフォーなら三井ホーム、落ち着いた和室を重視するなら住友林業、建物の強度を誇る鉄骨構造なら旭化成のヘーベルハウス、断熱にこだわった北欧のスウェーデンハウス、元気のいいダイワハウス……これら5社にはご紹介ルートを持っています。親切な営業担当にあたるよう、丁寧な仕事をする工務店を選んでくれるよう、口添えする事が可能です。